バックで突かれる吉永小百合

　続いては、『ＮＨＫ紅白歌合戦』に出場経験のある大物同士の対決だ。

『わたしの城下町』や『瀬戸の花嫁』のヒットで、18回もの出場歴を誇る、小柳ルミ子（69）。83年に出演した映画『白蛇抄』が今回のノミネート作品だ。

「濡れ場は何度もありますが、中でも若山富三郎とのカラミが出色。若山は寝たきりの身ながら“おまえはワシの命や、観音様や”と、Ｍ字に開かせた小柳の股ぐらに頭を突っ込んで愛液をすすり、着物からはだけた巨乳へと吸いついていく。感じまいと必死に耐える表情が、またエロかった」（前出の秋本氏）

　対して今まさに官能シーンに挑もうとしているのは、『愛しさと せつなさと 心強さと』で、94年の『紅白』に出場した篠原涼子（48）。

　まもなくネットフリックスで公開されるオリジナルドラマ『金魚妻』で、大胆な濡れ場に挑戦する。

「原作コミックでは、第１話から金魚屋さんの店長との不倫セックスシーンが登場します。立ちバックで挿入され、中出しされる描写も」（制作会社関係者）

　公開されている予告編では、浴室でのディープキス＆濡れた豊乳を揉まれるシーンが確認できるだけに、期待は膨らむばかり。

「篠原は濡れ場に関してはＮＧなし。開き直って熱の込もったセックスを見せてくれるはず」（前同）

　ひとまずは小柳の暫定勝利も、篠原の頑張り次第では逆転も十分ありえる。

　清純派美女も、ここ一番では、濡れ場に体当たりで挑戦している。国民的女優の吉永小百合（76）も例外ではなく、84年の映画『天国の駅　ＨＥＡＶＥＮ　ＳＴＡＴＩＯＮ』で、世間をアッと驚かせた。

「相手役の津川雅彦に胸を揉まれ、さらには執拗な手マンで攻められ、しまいには“自分で慰めてみろ”とオナニーを命じられます。　言われるがままに手を動かしていると、額に大粒の汗を浮かべながら感じてしまう。その様子にいきり立った津川は、吉永の襦袢をめくり上げバックから突入。荒々しい行為なのに、彼女はトロけそうな表情を見せ、“あぁ……”と感じてしまうんです」（映画関係者）

　そんな吉永に挑むのは、平成＆令和を代表する国民的女優の綾瀬はるか（36）。

「16年のドラマ『わたしを離さないで』（ＴＢＳ系）では、ベッドに優しく押し倒されてブラウスを脱がされると、キャミソールに包まれた巨乳がドーン。濃厚キスシーンや、上半身裸になって絡み合い、背中を丸出しにして抱きつくシーンもあり、“地上波で、よくぞ、ここまで！”とファンを驚かせましたが、残念ながら、その先がまだありません」（テレビ誌記者）

　吉永の貫禄勝ちだが、綾瀬の今後の奮起に期待したい。

　最後は美人姉妹のタッグマッチ。昭和の代表、千恵子（80）、美津子（75）の倍賞姉妹に挑むのは、ゆり子（52）、ひかり（49）の石田姉妹だ。

「『男はつらいよ』の寅さんの妹・さくら役のイメージが強い倍賞千恵子ですが、美津子との共演が話題になった86年の『離婚しない女』では、“一瞬、バストトップが見えた！”とも言われる濡れ場がありました。　萩原健一演じる不倫相手と裸で抱き合うと、一瞬、肘のガードが外れ、右の乳房が丸見えになるんです」（前出の映画ライター）

　一方、妹・美津子の最大の濡れ場は、79 年の『復讐するは我にあり』だろう。

「三國連太郎演じる義父との入浴シーンで、後ろから巨乳を荒々しく揉まれて身悶え。推定Ｆカップの極上の感触に興奮した三國が、倍賞のアソコに指を入れたという都市伝説もあるほどです」（前同）

　対する石田姉妹の姉、ゆり子の最大露出は、97年のドラマ『不機嫌な果実』。

「岡本健一演じる不倫相手との大胆なセックスシーンは、糸を引くような熱いディープキスに始まり、服を脱がされて、一気の結合シーンに突入。バストに顔を埋められて快感に身を委ね、半開きの唇から“あぁ〜”と気だるい吐息を漏らす姿が、エロい」（三橋氏）

　妹・ひかりは、“脱がせ屋”大林宣彦監督の『はるか、ノスタルジィ』（93年）で脱がされた。

「中年男（勝野洋）にすべてを捧げる決意をして、自ら服を脱ぎ捨てて白いブラと土手高ショーツ姿に。さらにブラをゆっくり落とし、ショーツも脱いで生まれたままの姿になって、男に抱きつき、幻想的なセックスシーンを繰り広げます」（映画ライター）

　好勝負となったタッグマッチは、感じる表情で魅せた石田姉妹に軍配。

　昭和から平成、そして令和。後世に語り継がれる濡れ場がもっと見たい！