【石川澪さんの幼少時代と性の目覚め】

　基本的にはインドア派とは言いつつも、心の内には燃え盛る炎のような一面と、物静かな盧舎那仏のような優しさを兼ね備えている石川澪さん。

　そんな彼女の幼少期はとてもおとなしい子だったと言います。

「親からは、気がつくといつも静かにご飯を食べている子だって言われてました」（石川さん）

　このエピソードからもわかる通り、石川さんは華奢な体のわりには、ご飯を食べるのが大好き。中高年世代にとっては、このように「なんでも元気によく食べる娘」は好感が持てます。

　中でも一番の好物はうどん。これは記者の気のせいかもしれませんが、平素はカウンター越しにうどん店のオヤジと味にまつわる無言のバトルをしているのかもしれません。なぜなら記者には彼女が味に対しても店主と客の「命懸けの駆け引き」を好むタイプに見えるのです。

　また、彼女は自分で料理も作るのですが、そんな時は、あえて食材を買いに行かずに「あるものを使ってささっと作る」とおっしゃいます。

　このことから、彼女は「デキる主婦的な横顔」も併せ持っていることが窺い知れます。いやはや、なんとも不思議な娘です。

　ちなみに石川さんの「性の目覚め」は中学生の頃。きっかけはなんと恋に焦がれる娘たちに夢と勇気を与えるはずの「少女漫画」だったとそうです。

「物語の中でヒロインが意中の彼とお付き合いすることになったんですが、なぜかその後の展開で普通にセックスしてました」（石川さん）

　少女が読む漫画で生殖器の抜き差しを表現することなど、本来あってはならないことですが、かくして彼女は男女の恋愛の果てにある「大人の世界」を知ることになるのです。

　また、石川さん曰く、オナニーを覚えたのも、この頃だと言います。