去る6月10日の木曜日。夕やけ大衆亀動隊（きどうたい）は埼玉県は深谷市にある利根書店さんに新設された「大人のテーマパーク」にチン入。妖しいヴェールに包まれた大人の世界を見学してまいりました。

　そもそも深谷市といえば、あの商売の神様・渋沢栄一翁の生誕の地として有名な地。そんな場所に行けば金にも金玉にもご利益があるに違いないのです。

　さて、現地に到達すると、さっそく妙な祠が亀動隊をお出迎え。

　なんじゃらホイと近づいてみると……おわっち！　なんと祠の中で魔羅化身が「青天を衝け」とばかりに隆々と宙を貫いているではありませんか。

　しかもこの日の気温は30度超え。ありがたくもオゾマシイ偽チンは、灼熱の陽炎の中で神々しいほどに揺らめいておったのです。

　あわわわわっ！　南無三！

　早くも腰を抜かす亀動隊。すると、知らない男女が突然、現れて「それはDVD回収ボックスですよ」とのご説明。すわ、神の使いかマラの化身かと身構えたところ、なんと２人は利根書店の広報さんでした。

　ということで、広報さん同行のもと「大人のテーマパーク」の取材を開始。

　まずはどうしてこのような施設を作ったのかを聞いてみました。

「一番の狙いは、利根書店が提供する様々な『性の形』をテーマパークとして具現化することで、より多くの方々にもっと気軽に性を楽しんでもらうことです。くわえて、ご来場していただいた方が、まだ自分自身では気づいていない『新しい性癖』を開花していただける場所としても有効活用していただきたいと考えております」（広報さん）

　ちなみに利根書店さんは1998年の創業以来、お客様に「密かな愉しみを提供する」をモットーに人間の三大欲求の一つともいえる「性欲」に、腰が抜けるほど真面目に取り組んできた会社としても有名。今年で23周年を迎え「男のDVD」の看板を旗印に、現在は北関東を中心に24店舗を展開し、このコロナ禍においても増収増益を維持しているとのこと。

　そんな利根書店さんが、突如としてこのような大人の遊園地をオープンさせたわけですから、これが単なる気まぐれや道楽のわけがないことぐらい中学生だってお見通しです。案の定、そこには利根書店さんならではの壮大な野望が横たわっておりました。

「ひと昔前は『アダルト商品を買うのは恥ずかしいこと』という風潮が強くありましたが、今は時代が変わって、カップルや女性同士で入店するお客様がかなり増えてきました。この現象は、以前から利根書店がビジョンとしてきた『性をオープンにする』ための絶好の機会だと考えております。また反面では近年、失われつつある『秘宝館』を後世に残していくことに対する使命感のようなものもありますね。実際、施設内にある『巨根神社』には閉館した秘宝館から受け継いだ御神体も多数、祀られています」（広報さん）

　さすが渋沢翁のお膝元。今回の「大人のテーマパーク」設立にも、商売と文化の継承が、きっちりと盛り込まれておりました。

　それを踏まえて、施設内を見学すると、さらに圧巻。そこには亀動隊の想像を絶する『性の世界』が所狭しと繰り広げられておりました。

　なお「大人のテーマパーク」には以下の６つの特徴があります。

その１「モニター100台以上のAVサンプル放映」

その２「勃起力向上祈願の巨根神社」

その３「アダルト最先端のVR体験」

その４「驚天動地のビッグローターマウンテン」

その５「ソフトからハードまでのSM屋敷」

その６「限定グッズ多数のTENGAマルシェ」

　気の弱い方は、もはや特徴を並べただけでもチン先の震えが止まらなくなるかもしれませんが、現場はさらに刺激的。亀動隊一行も「救心」を持参してこなかったことに後悔しきりです。

　中でも記者たちが狂喜乱舞したのが、やはり巨根神社。あまりにもリアルで画像を載せることはできませんが、中心には気が遠くなるような巨根が鎮座しており、それを取り囲むように大小様々なマラ神様がずらり。挙げ句の果てに頭上には、お鼻の先の様子がおかしい巨大な天狗の面です。これだけでも一見の価値があります。

　取材中、どうしたわけか「SM屋敷」で「射精管理」という言葉を聞いた亀動隊のひとりが精神的に壊れてしまいましたが、おそらく巨根神社で賽銭も払わずに御神体を弄り回したのでバチが当たったのでしょう。

　もちろん、利根書店さんは大人のテーマパーク以外でも楽しさマン点。とにかく新旧合わせた品揃えの数には圧倒されます。

　しかも、安い！　中には333円のDVDが大量に陳列されていて、渋沢栄一翁が新デザイン内定した１万円札を差し出せば30枚もの作品の購入が可能。1ヶ月間、入れ替わり立ち替わりで美女たちの痴態を観察できます。

　なお、見終わったDVDは、同じく利根書店さんに引き取ってもらえば、お部屋もスッキリ。さらに新しい美女たちを連れてくることもできるのです。

　とにかく百聞は一見に如かず。まずはご自身の目で「大人のテーマパーク」を体感してみてください。

【大人のテーマパークへのアクセス情報】

• 場所：利根書店深谷店
• 住所：埼玉県深谷市国済寺577ー１
• https://otokonodvd.com/shop-list/fukaya/
• 営業時間：10時から深夜２時
• ※コロナ禍による営業時間変更あり
• 駐車場：有り（50台）