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【タクシードライバーの「破廉恥」乗務日誌】第33回「ドライバーのEDを治した女性客」

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【タクシードライバーの「破廉恥」乗務日誌】第33回「ドライバーのEDを治した女性客」

このコーナーは週刊大衆ベテラン記者の柚月怜氏が、街のタクシー運転手さんに乗客の破廉恥な行状をお伺いしたものです。タクシー運転手さんといえば、世の中で一番「街の事情に詳しい方々」といっても過言ではありません。新聞やテレビでは決して報じられない一般人たちの「ハシタナイ素顔」に腰を抜かしていただければ幸いです。なぜなら、この報告書には「真実」しかないのですから。

編集長
【被害ドライバー】
藤田直樹さん(43歳=仮名)。タクシー運転手歴8年、都内大手タクシー会社勤務。池袋界隈を主に流している。26歳の時に結婚したが、前妻の浮気発覚で離婚。趣味は特になし。好きなAV女優は、明里つむぎ。

【ドライバーのEDを治した女性客】

「自分は結婚してわずか4年で離婚したんですよね。理由は前の妻の浮気で……。それ以降、根本的に女が信じられなくなりました」

苦笑いしながらこう語る藤田直樹さんは、実際、前妻と別れてからは女性と付き合わず、風俗すらも行っていないという。そもそも性欲が湧かなくなったそうだ。

「だけど、あのお客さんを乗せてからは、少し自分も考え直すところがありましたね」

 あのお客さんとは半年前、深夜の池袋駅で乗せた30代半ばの酔いどれ女性。

「見た目は普通の真面目そうなOLふうでした。乗ってくるなり『あ~、酔っぱらった~』って楽しそうに話しかけてきたんです」

 目的地を聞き、車を発車させた。女性は誰かとお喋りがしたくてたまらない様子で、「運転手さん、お子さんは?」「え? バツイチなの?」「なんで離婚したの?」などと矢継ぎ早にプライベートな質問をしてきたという。

「彼女のほうも、自分は結婚して3年目で、早く子供が欲しいといった話をしてきました。そのうち、子供が出来ない理由は、夫が手を出してこないことだと分かったのです」

 つまりセックスレスで、女性は相当不満が溜まっていたようだ。

「全然、勃起しないんですよ、あいつ。仕事で疲れているとかストレスかどうのとか言って。まだ30代なのに。だからね、アソコが硬くなるクスリとか試してみれば? と言ったら、なんて言ったと思う?」

 女性はどうやらバイアグラなどのED治療薬を夫に勧めたそうだ。

「え? あ~、なんて言ったんですか?」

 藤田さんは若干、背筋に嫌な汗をかいたという。なぜなら藤田さんもまた結婚してからセックスレスになってしまい、その理由が勃起不全だったからだ。そして、藤田さんも当時、前の妻からED治療薬を勧められたことがあったのだ。

「病院は恥ずかしいから嫌だ、って言うの!」

 女性はますます苛立った口調で吐き捨てるように言った。

「ああ、なるほど。そうですね……」

 藤田さんはドキリとした。まさに藤田さんもその時、同じ言葉を前の妻に放っていたからだ。

「はあ?って感じ。妻の前で、勃起しないほうが、よっぽど恥ずかしいですよね?」

 女性は運転中の藤田さんに顔を近づけて、囁くように言ってきた。お酒臭い息がかかり、藤田さんは泣きそうになったという。

「なんだか前の妻にあの頃の本音をぶちまけられている気持ちになったんです。今から思えば、まったくその通りで、なぜあの時、妻のためにED治療薬を試そうと思わなかったのかと……自分が不甲斐ないから、妻は他の男に走ったんでしょうね」

 離婚後はずっと前の妻に対して、恨み節ばかりを抱えてきたが、それは間違っていると気づいたそうだ。

 むろん、女性は藤田さんがそのような心境だとは知るはずもなく、

「あ~、ガチガチの硬くなったもので抱かれたい。私だって、悲しいんですよ。もう私じゃダメなのかなって。私に色気がないから、勃起しないのかなって。夫といると、女としてもう終わっているみたいに感じて、辛いんですよね」

 今度は切なそうな表情で、訴えるように話しかけてきた。

「本来、このようなお話をされた時は適当に受け流すんですけどね。その時はさすがに出来なくて。自分はすっかり落ち込んでしまったのです」

 すると女性は急に消沈した藤田さんを見て、何を思ったのか、

「運転手さんは正直、どう思う? 私のこと」

「え?」

「やっぱり色気ないかなぁ」

「いえ……とてもお綺麗だと思います。こんな綺麗な奥さんのために、努力しないなんて、旦那さんがダメだと思います」

 藤田さんは自分に言い聞かせるように話した。

「ほんと? じゃあ、運転手さんは私とシテみたいと思う?」

 女性は艶のある声で囁いてきた。

 その途端、ここ10年ほどムラムラすることのなかった藤田さんの体に変化が……! あろうことか、運転中にもかかわらず、股間がもっこりしてきたのだ。

「いやあ、あれは自分でも驚きました。もちろん、お客さんに手を出すことなどご法度ですから、うまくそこは誤魔化しましたけどね。それでもあの日以来、朝勃ちもするようになって、女性を見ると性欲が湧いてくるようになったんですよね」

 最近はコロナ禍で風俗遊びもなかなかできないが、

「コロナが収束するまでに貯金を溜めて、吉原の高級ソープに行こうと思っています」

 藤田さんは最後、照れ笑いしながらこう話してくれたのだった。

取材&記事:柚月怜(ゆづきれい)
20代の頃より「週刊大衆」の記者として、街の妖しい噂やエロスポットを中心に取材。官能作家として、著書『惑わせ天使』(双葉社刊)もある。
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