今さら確認するまでもありませんが、中高年の唇はなにも味噌汁をすするためだけにあるのではありません。

有事の際には狂おしいほど濃厚な接吻をすることだってできるのです。

実は、今回シコシコ先生がご紹介する作品は、そんなシニアの「接吻パワー」を若い奴らに嫌というほど見せつけてやることができる逸品なのです。

『密着セックス～同情から始まった隣人との官能不倫～妃ひかり』（マドンナ）

物語は結婚５年目でトキメキを失い始めた夫婦の隣に妻と死別したばかりの中年料理講師が引っ越してくるところから始まります。

一人寂しそうに妻との思い出に浸る隣人。そんな男やもめを哀れに思った夫婦は自宅に招き、それがご縁で妻は男の家に料理を習いにいくことになります。

どこか寂しげな男の後ろ姿に女心をくすぐられる妻。

料理を教えながらもお隣の奥さんに亡き妻の面影を感じてしまう男。

案の定、そんな２人が体を重ねてしまうのは時間の問題でした。

ここでシニアは全員「やっぱりな」と天に向かって叫んでしまうでしょう。

もちろんこの作品で注目してもらいたいのは熟年男女２人による濃厚な接吻シーン。

なにしろ主演女優は官能的な接吻をさせたら右に出る者はいないとの誉れも高い妃ひかり様。これに対して我らがシニア代表はベロチュウのスペシャリストとして名高いベテラン男優・小沢トオル様なのです。

そんな２人が唇を重ね合わせるのですから、そんじょそこらの接吻とは格が違います。

まず第一に舌と舌が奏でる「音」違うのです。

「ネロップネロップ、ネロロロロ～」

嗚呼、なんて官能的な響きなんでしょう。

流暢でありながらもパワフル。それでいて心地よく陰茎を刺激する背徳の調べ。

「むむむむ、むふ～」

時折、重低音の「猫撫で声」まで聴こえてきます。

もはや２人のキスはオーケストラ。ベロチュウ界のショパンを聞いているといっても過言ではありません。

しかし、そうかと思えば接吻以外の愛撫では劣情の嵐を巻き起こします。

小沢様は小沢様でスコールさながらの音を立てながら、これみよがしに妃様のアソコを舐めたおしますし、そうかと思えば妃様ったら、まるで「広島の暴走族でも来たのか？」と思えるほどの大音量で肉棒をしゃくり上げるのです。

「ジュル、ジュボボボボボボッ！」

これはもはや音によるセックス。シニアの皆様は画面を見なくても軽く２、３回は昇天してしまうでしょう。

圧巻なのは２人の関係を清算することを決めた後の妃様の騎乗位。

こともあろうにあの上品な妃様が大股開きで小沢様に跨って「今生の別れ」とばかりに激しく腰を打ち付けるのです。

勇壮でありながらも悲哀に満ちたそのお姿は、さながらアクメ城に突進して行く美しい女性騎士。心なしか小沢様も発情中の白馬に見えてきます。

パカラッ、パカラッ、パカラッ！

ああっ、ああっ、ああああっ！

突かれるたびに室内に響き渡る小沢様のいななきと妃様の嬌声のハーモニー。

そして最後には小沢様が上になって、お別れの挨拶とばかりに妃様の顔面に忘れられないほど大量の白濁液をブチまけるのです。

本作は中高年にとって、全てのシーンがお手本になる名作中の名作です。

日本中がしっとりとする梅雨のシーズンに、じっくりと観賞していただくことをお勧めします。

【今回ご紹介した作品はコチラ】

『密着セックス～同情から始まった隣人との官能不倫～妃ひかり』（マドンナ）

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=jul00139/

• 【妃ひかりさんのSNS】
• ▶︎Twitter ― @hikari__kisaki
• ▶︎Instagram ― hikari_kisaki

【シコシコ先生プロフィール】

初代シコシコ先生から『シコシコ先生』の名代を継承するが、普段は出版社に勤務するごく普通のサラリーマン。50歳を過ぎ、第一線を外れた窓際社員だが、AVのこととなると俄然ヤル気スイッチが入る。会社や家族の関係で正体は秘密だが、自宅にはゆうに5000本以上のAVを隠し持っており、人目を忍んでは日々の観賞を続けている。熟女や人妻モノが大好物で、現在のお気に入り女優は山岸逢花さん。星を観る会にも名を連ねるロマンチストでもある。