オトコの遊び場所、「フーゾクの王様」といえば、なんといってもソープランドだろう。そして、日本有数のソープ街でも、特にブランド力が高いのが東京・吉原だ。その遊び方を徹底的にご指南しよう！

実際の吉原の遊び方――といっても、複雑なことは何もない。気になる女の子がいる店に電話して、予約するだけだ。店選びはインターネットでもいいが、週刊大衆などの信頼のできる媒体で情報を収集するのもいいだろう。

注意したいのは、料金の表記。ソープには店に払う「入浴料」と、コンパニオンに支払う「サービス料」があり、その２つを合算したのが「総額」。入浴料しか表記してない店もあるが、電話で問い合わせたら合計金額を丁寧に教えてくれる。
激安店を除くほとんどの店は、無料で最寄り駅まで送迎車を回してくれるが、時間の余裕があるなら、歴史あるこの街の近辺も探索してみたい。

現在、「吉原」の地名は地図から消えてしまったが、辛うじて残っているのが、「吉原大門（おおもん）交差点」だ。信号機の下には、「見返り柳」が残されている。客が帰り道、後ろ髪を引かれる思いで遊郭を振り返ったことから、この名がついたとか。
そのそばに店を構えているのは、明治３８年（１９０５年）創業の『桜なべ　中江』。東京の郷土料理・馬肉鍋の専門店だ。「桜鍋ロース」は１人前２２００円。この他、ヒレをはじめ４種類の鍋を用意している。口の中で広がるジューシーな桜肉で、その後に行われる泡姫との対戦に備えて精をつけたい。

さて、吉原大門交差点から不自然なカーブを描く「五十間道」を通り抜けると、そこからは吉原遊郭のメインストリート・仲之町通りになる。左右に延びた通りは遊郭時代の名称が今も使われ、ソープランドが立ち並んでいる。江戸一通りに面した「吉原公園」はかつて大店（おおだな）の『大文字楼』があった場所で、その広さに驚かされるだろう。

仲之町通りを進むと、浅草七福神の一つ、「吉原神社」が右手に見えてくる。境内にある昔の吉原の地図が楽しい。
その先にある『吉原弁天池跡』は、関東大震災で亡くなった遊女たちの供養のために造られた社だ。
では、吉原周辺を散策したところで、サービス上手な泡姫様に会いに行こう！