タコツボって私のことかも!?

確かに渋谷や六本木にいるヤンチャなタイプの男性と違って、銀座で飲んでいるのは落ち着いた雰囲気の男性が多い。さっそく聞き込み調査をした。
「“タコツボ美女”は分からないけど、ナンパは全然あるよ。この前も、ＣＡさんと仲良くなってさ。コイツは帰りのタクシーでフェラさせたんですよ」

こう語るのは、某商社に勤める４０代男性。コイツと指さされた２０代半ばの若手社員は、
「フェラじゃないですって。タクシーの中で、ズボンの上からチ○コをギューッと握られただけっすから！」
と自慢げに訂正する始末。

では、女性たちはどうか。我々の声かけに答えてくれたのは、近くの会社で働くアラサー美人ＯＬの美香さんと有紀さん（仮名）。
「会社帰りはこの辺で飲んでいますよ。けっこう安いし、ガヤガヤとした雰囲気が好きなんで」（美香さん）
ナンパされることも少なくないという。

「毎回じゃないけど、声はかけられるよね。実はソレ目的で飲みに来ることもあります。１か月くらい前かな。美香ったら、ここでナンパされた３９歳のサラリーマンと２人で消えちゃったんです」（有紀さん）
大和撫子とは思えない女子トークが始まった。

「彼、カリがすごくゴツゴツしていて最高だったの。あ、もしかしたら、“タコツボ”って私のことかも。実は、けっこう締まりがいいんですよ。そのときも、“出ちゃうから腰は動かさないで！”って言われましたもん。フフフ」（美香さん）
きれいな顔立ちの美香さんだが、残念ながらＭａｙＪ.には似ていなかった。
しかし、こうした普通のＯＬも性欲を全開にする飲み屋街だけに、「タコツボ美女」伝説も、あながち与太話に思えなくなってきた。

事実、こんな話も。
「同じような話を聞いたことがあります。まあ、この辺で飲んでいる女性なんて、声をかければ、誰だってヤレちゃいますよ」（ガード下の飲み屋で働く店員）
今回は怪しい動きをする女性を発見できなかったが、大人の男女の欲望が渦巻く銀座の街角。タコツボ名器の“ＳＥＸしたがり女”と、いつ遭遇してもおかしくないのかもしれない。