他人の奥様と、しかも２人を相手に同時にＳＥＸなんて、夢のようなことが実現できるのか？　はい、できるんです!!

「出会い系サイトを見ていると、最近、〈理恵＆美穂〉みたいに、友達と２人で登録し、〈私たち２人と３Ｐを楽しみませんか〉と相手男性を募集する女性のプロフィールが、やたらと目につくようになっているんです。驚くべきは、そのほとんどが既婚女性による書き込みであることです」
出会い系サイトでの５００人以上の素人女性と出会ってきた、フリーライターの鎌田和男氏が、こんな話を編集部に持ち込んできた。

でも、本当に素人人妻と３Ｐなんてすることはできるんだろうか？

編集部は実態を検証するために、素人童貞の本誌新人記者（３６）に白羽の矢を立てた。というわけで、さっそく大手出会い系サイト『Ｈ』で、〈３Ｐ〉をキーワードに女性のプロフィールに検索をかけると鎌田氏の言うとおり、女性２人の名前で登録した人妻たちのプロフィールがズラリと出てくる。

そんな中、新人記者が心引かれたのは、「エミ☆マサミ（ともに仮名）」という２人組。〈私、エミはスリムなお姉さん系の３５歳。友人のマサミはふんわり癒し系の３６歳。普通の主婦なので、あまり過激なことはできませんが、３Ｐの醍醐味であるＷフェラとかして、お互いに楽しめたらと思います。子どもを預ける関係で、会うのは平日の昼間になります。ＪＲのＳ駅まで来ていただける紳士的な方からのご連絡をお待ちしています。ホテル代別で２時間３万円でお願いします〉
といったプロフィールだった。待ち合わせ場所がＳ駅というのが都心から少し遠くて気になったが、何度かメールのやり取りを行い、実際に会う約束を取り付けることができた。
３月某日、新人記者が向かったのは、エミさんに指定された新宿から電車で３０分ほどのＳ駅。事前に、
「３人で入れるホテルまでタクシーでの移動になりますが、大丈夫ですか？」
というメールをもらっており、待ち合わせ場所はタクシー乗り場だという。
新人記者はＳ駅に到着したのだが、これから"人生初の３Ｐをするんだ"と思うと緊張してしまい、スマホを持ってくるのを忘れてしまったのに気がついた。

ただ、もうメールなどで連絡を取ることができないので、待ち合わせ場所に行ってみた。しかし、待ち合わせ場所には誰もいない。"やられた……"と思っていると、「○○さん（新人記者サイト上の仮名）ですか？」という声の方向に顔を向けると、そこには２人の女性がいた。エミさんとマサミさんだっ!!

エミさんは、黒いパンツにベージュのウールのコート姿。ロングの茶髪が若き日のヤンチャを想像させるが、その表情はすっかり主婦の落ち着きを感じさせる。
エミさんの後ろにいるちょい地味目のマサミさんは、黒いモッズコートにデニムという、さらに普通の主婦感丸出しだ。これぞ、期待どおり！

「私たちで大丈夫？」
と微笑むエミさんに、
「はい、だっ、大丈夫ですぅ」と緊張して震える声で答えると、２人は周囲の目に触れるのを避けるかのように、そそくさとタクシーに乗り込んだ。だが、ホテルに着くと、かなり緊張している新人記者を気遣い、
「このあたりは田舎でビックリするでしょう」
「今日は雨降らないでよかったわね」
などと話しかけてくれるあたりは、さすが人妻。そんな優しさにリラックスした新人記者は、２人はどんな友達なのかと聞いてみた。

「パート先が一緒で、プライベートでも遊ぶようになったんだよね」
では、３Ｐを始めるようになったのは？

「パートのシフトにあまり入れなくなって、収入が減ったのがキッカケといえばキッカケなんだけど。旦那とはもう男と女の関係じゃないし。もうセックスしたいとは思わないんだよね」
とエミさんが言うと、マサミさんが、さらにこう話してくれた。

「最初は、出会い系サイトの情報を交換しながら、お互い、一人ずつで相手を探していたんだけど、都心から遠いこともあって、相手の確保が難しくて……」