――とはいえ、スタッフ、監督など、これまで一緒に仕事をしてきた人たちだから恥ずかしくなかったですか？

「恥ずかしかったですけど、プレイが始まってからはエッチに集中したので周りが見えなくなりました」

――新人女優さんの場合、ここでプライベートの性遍歴も詳しく聞くんですが、社員なので簡単に触れます。初体験は？

「18歳で相手は先輩でした。初体験はまだ気持ちよさが分からなくて、『こんな感じなんだ』みたいなテンションでした。そこからは6、7人経験しています」

――その低いテンションから、エッチが気持ちよくなったのはどれぐらい経ってからですか？

「3人目ぐらいです。1人目、2人目はちょっと違和感がありましたし、『なにか入っているな』みたいな感じでした(笑)」

――愛撫はどうなんですか？

「愛撫は気持ちよかったんですけど、挿入のよさはいまいち分かりませんでした。最初は『ザ・マグロ』みたいな感じでしたよ(笑)。だから、自分からエッチを求めることはなかったんです。それが3人目では少し慣れてきたんでしょうね」

――また1本目の出演作話に戻ります。撮られて嬉しかったということは、見られたい願望もあるんですか？

「いざ出演してみたら、同僚のみんなに見られて楽しいなって思いましたし、視線が快感になりました」

――性癖はそっちの方ですか？

「恥ずかしいけど、気持ちいいんです」

――視姦の性癖がありますね。AVに出演する側になり、気が付いたことはありますか？

「男優さんのチ〇チンがすごく大きかったことと、APをやっているときはバタバタしていたんですけど、出演する側になると、スタッフがこんなにケアしてくれるんだなって、あらためて気が付きました」

――APと女優では扱いが違いましたか(笑)。

「違いました(笑)。あとAPの立場からだと、カメラマンはこういう体勢で撮っているんだ、女優側から見るとこういうライティングをしているんだってことに気が付きました」

――そういうところに気が付いたのであれば、女優デビューよりも先にプロデューサー昇進の方が早いかもしれないですよ。

「AV出演はAPとして役に立ちました。初めて経験する体位ばかりだったので、カメラ位置やライトの位置も勉強になりました」

――1作目は快感もありましたけど、そういう視点で出演もしていたんですね。1作目は緊急出演でしたが、2作目の『憧れのAVシチュエーション体験3本番 アシスタントプロデューサー 本多そら』も出ました。これはどういう経緯で出演したんですか？

「AV撮影で有名な『例のプール』に行ってみたかったんです」

――社員だし、演者ですから、企画書が通ればなんでもできます(笑)。しかも、プレイでは「ローション」、「拘束」、「3P」と自分がやりたいことばかりですか！

「初めての経験が詰め込まれています。ローションプレイは撮影で何度か見たことがあるんですけど、実際にどんな感覚なのかを自分でも試したかったんです。実際に塗ったら、ヌルヌルしていて、いつもよりも敏感になりました」

――女優さんの気持ちが分かりましたか。そして、いきなり3Pですか！？

「撮影で見ていた時は大変そうだなって思っていたんですけど、実際に経験したら楽しかったし、快感も倍増でした」

――「例のプール」には入れましたか？

「『例のプール』は入っていないんです。予算が合いませんでした。少し多めに計上しておけばよかったです」

――ははは(笑)。

「私がプロデューサーになったら、あのスタジオはもっと使いたいです！　水中カメラで水中セックスを撮りたいですね」

――ぜひ、撮ってください。そして、3作目の『超敏感なスケベなマ○コにいきなり突撃！ 巨根チ○ポで即ハメ！3本番 中途入社アシスタントプロデューサー本多そら』は、SOD社内で、私がインタビューをよくしている部屋まで使われていますよ(笑)。ケシカランですな(笑)。

「社内のあらゆる場所でエッチなことをしました。しかも即ハメなので、いきなり黒覆面の男性が出てくるんです」

――ご自身が働いてる場所でエッチをしてどうでしたか？

「普段は会議をしている場所だから、『こんな場所でエッチをしていいの？』って思いました。いまでは業務中に『ここでエッチなことをしたな』って思い出して興奮しています(笑)」

――エレベーター内でもエッチなことをしていますからね。

「毎日、エレベーターに乗るたびに思い出して興奮しています」