人気歌手の小柳ルミ子（70）が突然、全裸の濡れ場を披露した映画『白蛇抄』（83年）も衝撃だった。

　小柳が演じるのは、古刹の老住職（若山富三郎）の後妻に入った美しい女。彼女と住職の濡れ場や入浴シーンで、あらわになる小柳のグラマラスな美裸身は、映画の最大の見どころと言える。

「住職は脳溢血の後遺症で不能になっているという設定。それでも好色な住職は小柳の裸身に取りついて、指と舌でイカせようとする。　若山が彼女の美巨乳を揉み、股間に舌をはわせるシーンの淫靡さは比類がないですね」（前同）

　小柳は住職だけでなく、若い雲水や警官にも体を求められる魔性の女。彼女のボン、キュッ、ボンのナイスバディを見れば、さもありなんと納得するはずだ。

「詳細を知らなかったナベプロの社長が“ウチのルミ子に、なんてことしてくれたんだ！”と激怒したという都市伝説もあるほど。　でも、あれほどいい体をしていれば、小柳が他人に見せたくなる気持ちも分かりますよ」（前出の織田氏）

　90年代後半から2000年代前半にかけて、“平成のセクシー女王”といわれたのが藤原紀香（51）だ。

　大学在学中に1992年度の『ミス日本』グランプリ。93年に東レ水着、94年にアサヒビールのキャンペーンガールを務めた彼女のゴージャスボディは“リアル峰不二子”といわれた。

「88・60・89。美巨乳、美脚、美尻の三拍子がそろった紀香バディは、国際標準をはるかに超えていた。出演したCMのスポンサー企業の業績を軒並みアップさせた彼女は、“CM女王”でもありました」（前同）

　2016年に歌舞伎俳優の片岡愛之助と再婚。梨園の妻として和服もすっかり板についてきた紀香なのだ。

　1996年にユニチカ水着とキリンビールのキャンギャルを歴任した米倉涼子（47）も、均整の取れたナイスバディの持ち主だ。

「5歳から15年間続けたクラシックバレエが、美脚とナイスプロポーションの基礎になっています」（前出の女性誌記者）

　カネボウの日焼け止め商品『アリィー』のCMで見せた鮮烈な白ビキニ、『たかの友梨ビューティクリニック』のCMで披露した、白いリボンをグルグル巻きにしたセミヌードは、彼女の傑作CMとして名高い。

　代表作『ドクターX～外科医・大門未知子～』（テレビ朝日系）で、白衣から覗かせる美脚も米倉のトレードマークだ。

「手術後、銭湯に大股開きで入浴して、くつろぐ米倉を見ると、毎回、ドキドキしちゃいます」（下関氏）

　93年に映画『忠臣蔵外伝四谷怪談』で、爆乳を初披露。95年にヘアヌード写真集『one,two,three』（ぶんか社）で、野放図ヘアまでさらしたのは高岡早紀（50）。

　彼女が完脱ぎしたのは、この2作品だけなのだが、

「小玉スイカ級のデカパイとピンクの乳首、無造作に茂ったアンダーヘアの記憶は、今なお鮮烈」（織田氏）

　97年に“ホリプロ初のEカップ巨乳水着グラドル”としてデビューしたのは、優香（42）。ギャルっぽい屈託のない笑顔は、パツパツに張った胸とともに彼女の人気を後押しした。

「『スーパージョッキー』（日本テレビ系）の熱湯コマーシャルに、デビュー直後の優香が出演して生着替えしたときは、度肝を抜かれましたね。あっけらかんと水着に着替える度胸のよさが新鮮でした」（下関氏）

　2016年に青木崇高と結婚した優香だが、映画『羊の木』（18年）では、老人（北見敏之）に壁ドンされてベロチュー。乳を揉みまくられるという濃厚な濡れ場を演じて好評だった。

　今では国民的な人気女優になった綾瀬はるか（38）も、00年のデビュー後、しばらくの間は水着グラドルの仕事がメインだった。

「伝説の日韓共催サッカーW杯の青ビキニ（42ページの写真）。自分は至近距離から目の当たりにしましたが、おっぱいの張りと容積は優香以上でしたね。　昨年の映画『はい、泳げません』では水泳コーチ役で競泳水着姿を披露。体は細くなったものの巨乳は健在。ソソりました」（織田氏）