パンデミック中は禁欲的だった主婦も、ひとたびマスクを外せば、肉欲が暴走！ルール無用のヤラカシ現場を総力取材。

　コロナ禍も収束の気配が見え、街中でもノーマスクが目立ち始めた今年のGW。大型連休には下半身のマスクまで外した人妻も多かったようだ。日本ボクシング連盟の山根明前会長が苦笑気味に話す。

「ラブホテルで働いている知人によると、お客で来た女性が近所の奥さんだったとか。皆、不倫しているんだと驚いてましたね」

　では、今年のGW、日本全国約4万軒のラブホテルで、人妻たちは、どんな痴態を繰り広げたのか。ラブホ従業員などに、その乱れぶりを直撃取材した。

「部屋を片づけに行ったらベッドの下に、生きたタコがいたんです！」

　こう目を丸くするのは、岐阜県のラブホで清掃のパートをする壇蜜似の恵子さん（42・仮名=以下同）。

　それにしても、なぜ、タコがいたのか。性風俗事情に詳しい作家の酒井あゆみ氏が、こう解説する。

「おそらく、タコをエッチの道具に使ったんでしょうね。最近、タコの足をアソコに入れたり、吸盤でクリトリスを吸うなんて遊びが密かに流行っているらしいんですよ」

　4月29日の18時頃、神奈川県川崎市のラブホでも、“事件”が。フロントに「女性が気を失ったんです」という内線電話があった。

　当日、フロント担当だった理恵さん（39）が、当時の状況を説明する。

「救急車を呼びますかと尋ねたんです。男性は“いや、あの……何か気つけ薬みたいのはないんですか”と答えたんですが、すぐに“あっ、気がついたみたいです。大丈夫でした”と電話を切りました。　エッチで失神しちゃったんでしょうかねえ。帰るときに見たら、女性はふくよかで、上品そうな奥さま風でした」

　これは大事に至らなかったケースだが、千葉県のモーテルでは、GW中に2回も救急車騒ぎがあった。

「1回目は、お酒を飲み過ぎて気分が悪くなった60のオジサン。もう1回は、セックスしている最中に右手右足が痺れた中年男性でした。部屋に行くと、呂律が回らない状態だったので、すぐに救急車を呼びました。　女性は人妻だったんでしょうね。男性が救急車に乗ると、同乗もせずタクシーで消えました」（従業員）

　栃木県日光市のラブホでは、夜10時頃、フロントに「バイアグラはないか」と60歳前後の男性客が来た。

フロント係の由枝さん（33）が当日の様子を述懐する。

「バイアグラは処方薬なので置いていないと答えたんですが、“じゃあ、医者からもらってきてくれ。頼むよ、半年がかりで落とした人妻なんだよ。どうにかしてくれよ”なんて涙目になって。結局、お渡しすることはできなかったんです。　チェックアウト時に、女性の顔がチラッと見えたんですが、30代半ばの超美人。結局、最後まで行けたんでしょうか（笑）」

　中には、警察沙汰になったケースもある。

「GW初日の29日。客室のガレージからドーンと、ものすごい音がしたんです」

　こう首をすくめるのは静岡県西部にある車庫つきラブホで働く井川遥に似た香さん（46）。一番端のガレージに停車中のセダンに、SUVが突っ込んでいた。

「SUV車の男性は部屋に向かって“キミエ、出て来い！”と声を張り上げていました。奥さんの浮気現場に乗り込んできたみたいなの。結局、これはパトカーが来て、ダンナと不倫した奥さん、そして間男の3人が警察に連れていかれたんですが、奥さんは顔が真っ青でね。ちょっと気の毒になったぐらいでした」

　事件にこそならなかったものの、埼玉県川口市のラブホでは、相手の男から「財布と携帯を盗られた」という人妻もいる。

「5月4日、フロントに足取りがヨタヨタの20代後半の女性が来て、“睡眠薬を飲まされて携帯と財布を盗まれた”と言うんです。相手の男とはSNSで知り合ったらしいんですが、いわゆるパパ活だったそう。　警察を呼びますかと聞くと、“警察と家はダメ。友達に電話させて”と、友人を呼び出して、車で帰りました」

　なお、前出の酒井氏によると、「最近、パパ活女性が男に“枕探し”をされる被害が、ものすごく増えている」とのこと。

　一方で、こんな情事をエンジョイした奥さんもいるようだ。

　横浜の中華街近くにある瀟洒なラブホテルに、夜9時過ぎ、40代のマダム風と30代女性が来館した。

「一昔前は、“同性愛カップルお断り”ってホテルも多かったんですが、今は受け入れるホテルが増えましたね」（フロントの女性）

　GW中は満室が多く、2人は、しばらくフロント前の待合室で待っていた。

「ところが、しばらくすると“あん、んんっ”なんて変な声が聞こえて。待合室を磨りガラスごしに見ると、マダムが若い子のスカートの中に手を入れて、何かしてるんですよね。こっちも妙な気になり、困りました（笑）」

　前出の山根前会長が、こう語る。

「知人によると、男性同士のカップルは部屋をキレイに使うけど、女性カップルの部屋は汚いことが多いそうですよ」