あまり意識していない方も多いかもしれませんが、デリバリーヘルスは、店舗型のヘルスと比べて「風呂の作法」が極めて難しいフーゾクといえます。

　特に中高年にとってはソレは顕著で、若い頃のように「一緒に入ろう」などとは、なかなか言えるものではありません。

　だからといって、自分が先に入った場合は「相手が身ぐるみを担いでトンズラするんじゃないのか？」という不安がよぎりますし、逆に相手に先に入らせた場合、長風呂をされるとプレイ時間が刻々と過ぎていくので、気が気ではない状態に陥ります。

　実際にその辺のところを現役デリヘル嬢たちに聞いてみたところ、最もイヤなのは「自分が洗っている最中に無断で全裸のオッサンが乱入してくること」で、一番好ましいのは「先に男性がお風呂に入っていて、洗っている最中に呼んでくれること」だそうです。

　だとしたら、デリヘルにおいては「風呂選び」も非常に重要な要素になってきます。少なくとも風呂場が棺桶よりも狭く、すぐ脇に便器が設置されているようなホテルにはチェックインするべきではありません。

　たとえそれがビジネスホテルであっても、デリを呼ぶ場合は事前にしっかりとフロントに「風呂場はどうなっているのか」を確認する必要があるでしょう。

　また、ラブホテルだからといって安心してはいけません。老朽化したラブホの中には、ほぼ廃墟と化した風呂もあるので注意が必要です。デリヘル遊びは風呂次第。健闘を祈ります。