ブラジルでは、6月12日を「Dia dos Namorados（恋人の日）」と呼んでいて、家族や友人、恋人同士との縁を深めるためにフォトフレームを送りあう習慣があるそうです。その習慣をそのまま日本に輸入して、1988年に全国額縁組合連合会が、額縁のPR活動を行うために制定したのが本日の「恋人の日」です。

　そんな「恋人の日」でございますが、私には愛する妻がいまして、昨年7月に結婚するまでは、まさに「恋人関係」でありました。今回は、そんな妻との初デートの時の話なのですが、私はAVが好き過ぎるあまり、今思うととんでもない行為をしてしまっていたのです。

　出会って間もなかったので、まずは色々と話をして互いのことを知ろうと思いまして、とりあえず喫茶店に入ったのですが、私は過度な緊張から「自分のことを知ってもらう為には、好きなAVのベスト3を発表するのが一番だ」という狂った思考になってしまい、ほぼ初対面の女性に対して全力で好きなAVの話をしてしまったのです。

　しかも500人の男女が同じ場所で一斉にセックスをする作品の話や、バチェラーならぬパコラーが、37人の女優さんの中から1人だけ選んでセックスをする作品の話、挙げ句の果てには、カッパに扮した歯が抜けまくった老婆がセックスする作品の話など、確実に変質者としか思えないような話を、おそらく1時間くらいは熱弁していたと思います。

　一般的な感覚を持っている人なら、喫茶店でほぼ初対面の異性にそんな話をされたら、この日を限りで連絡はしないことでしょう。

　しかし私の妻は、本当に本当に本当に心の広い人間なので「変な人だけど、好きなモノをこんなに夢中に話せるなんて魅力的だな」と思ってくれたそうです。

　きっと、そんなことを思ってくれるのは、この世の中に私の妻だけでしょう。

　ちなみにこの時、私はバックの中から持っていたAVを取り出し「これ面白いから一緒に観ない？」と、レンタルショップでの恋人同士の会話みたいなこともしてしまいました。

　365日AV三昧のこんな私を、今でも好きと言ってくれる妻のことは、一生かけて大切にしていこうと思っています。なので、本日の「恋人の日」には、妻にフォトフレームをプレゼントします。

　読者様も、ぜひ本日の「恋人の日」に、大切な人とフォトフレームを送りあってみてはいかがでしょうか。

6月12日のエロ言葉：「ソフマップ本店」

　秋葉原にあるDVDショップで、女優さんのイベント会場。ここでおこなわれるイベントに参加してから、当時彼女だった妻とデートをしようと予定を立てていたことがあったのですが、妻の予定が早く終わって、イベント前に合流してしまった為に、一度だけ一緒に並んでもらったことがあります。これも今思うと、とんでもないことをさせてしまったと思っています。

【リボルバー・ヘッドプロフィール】

吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録（4367本）越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter（ @RevolverHead01 ）にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。