いやはや、便利な世の中になったものです。今や掃除だろうが洗濯だろうが、なんでも人工知能が自動でやってくれる時代になりました。人間はただ座っているだけで良いのです。

　挙句の果てには部屋の中で叫べばAIロボットが電気をつけたり、テレビのチャンネルまで変えてくれるという有様。このままいくと、腰をあげるどころか指も動かさなくて良い未来が、そう遠くないうちにやってきそうです。

　そんなご時世を反映してか現在、夜の世界では由々しき事態が起こり始めております。

　なんと、風俗に行くと、嬢が自らオプションの電マやローターをおねだりするようになってしまったのです。これは、よく言えばスケベ遊びが盛り上がっている証拠でもあるのですが、裏を返せば嬢に「お前の稚拙な愛撫では感じない」と言われているのと、ほぼ一緒です。

　考えてみれば、昨今のAVもやたらと電マが起用されておりますが、記者からすれば、これはまったくもってしてナンセンス。そもそもセックスのプロが女性をイカせるのに機械に頼るなど言語道断です。

　いいですか皆さん。たとえどんなに時代が変わっても、男の甲斐性は「素手ゴロ」です。万が一、魔羅化身を使うにしても、人間が主人で玩具が従であることをしっかりと、嬢に示さなければなりません。スイッチを動かすのも俺、止めるのも俺です。電マたちに操られるのではなく、奴らを達者に操る秘術を平素から練習しておきましょう。