最近、薄ぼんやり気づいたことなのですが、2回目の緊急事態宣言が発令されて以来、電車の中でもオフィスでも大声でしゃべっているオヤジたちが、周囲から「白い目」で見られているような気がするのです。

　これが飲食店ならなおさらで、明らかに大きな声で会話をしているオヤジたちの周りには「不穏な空気」が流れています。

　それもただの「冷ややかな視線」ではありません。明かに「殺意のこもった目」です。

　どうやら、このご時世では、大きな声を出している人間は確実に「鼻つまみ者」にされる風潮ができはじめているようです。

　このままいくと「大声警察」のような様子のおかしい集団が、いつ現れても不思議ではありません。

　そんな連中に絡まれないためにも、しばらくの間は口に手を添えながら囁くようにしゃべるのが得策といえましょう。

　もちろん、同じことは「夜の世界」でもあてはまります。

　特に風俗などの「裸のお付き合い」をする場所では、それが顕著といえます。

　こうなった以上、たとえお相手の女の子が、どんなに濡れていたとしても大声でソレを指摘してはいけません。

　手を口元に当てて「ヤッホー」の姿勢をとりながら「だいぶ濡れていらっしゃいますよ」と囁くのが紳士の嗜みといえるでしょう。

　ちなみに、出した時に慎ましやかにしなければならないのは「ペニスも同じ」です。

　どんなに勃起していても、緊急事態宣言中はペニスに軽く手を添えながら、静かに放り出しましょう。

　夕やけ大衆は、皆様の「静かなるご健勝」をお祈り申しあげます。

文責：編集長原田