先日、記者が尊敬して止まない、あるベテラン男優さんから、とてもありがたい話を聞きましたので読者の皆様にも共有させていただきたいと思います。

　ちなみにその内容とは「男は女性が言いたいことを５回話してから、１回だけ自分の意見を言うべし」という男女間の会話の鉄則です。

　ひょっとしたら読者の中には、この瞬間に「な～んだ、そんなことか」と誌面に鼻クソをつけている方もいるかもしれません。

　しかし、これができそうで、できないのです。

　特に中高年は普段からきちんとこの掟を意識していないと、ついつい女性の言葉を無視して「己の自己主張」に走りがちです。そしてこれが最も顕著に表れるのが「初対面の若い女性と対峙した時」なのです。記憶を辿ってみてください。皆様にも思い当たるフシがあるのでないでしょうか。

　それは例えばキャバクラやデリヘルです。おそらく、よっぽど肝の座った豪傑でもない限り、時間制で高額を払わなければならないキャバクラで嬢に対して「無口を貫き通す」という御仁はいないでしょう。多くの紳士がマシンガンのように質問攻めをしたり、玉袋やペニスの舐め方をいちいち指図したりと大騒ぎのはずです。

　師、曰くポイントは「１回の質問に対して５回の相槌」とのこと。この時、できるだけ感心したり、派手に驚いたりと大きなジャスチャーを取るほうが良いそうです。実は、若い娘は年配の男性に話を聞いてもらうのが大好きなのです。