政府による無慈悲な緊急事態宣言の影響で中高年が「会話をする機会」はますます減ってしまいました。

　もはや「夜の会話術」どころか「白昼ですら会話をする相手がいない」というムキも少なくないでしょう。

　実際、記者もこの１週間、飼い猫以外とは会話をしておりません。

　いや、もしかしたら飼い猫や飼い犬に話しかけられる環境にあるなら、まだマシなほうかもしれません。これが、仏壇や盆栽、はたまた己のカリ首に話しかけるようになったら、いよいよヤバいと言わざるを得ないでしょう。違った意味で「緊急事態」です。

　しかしこんな時だからこそ、女性に対する会話を見直す絶好のチャンスです。

　そこで今回は記者がこれまで１００人以上のAV女優さんに聞いた「セックスしてもいいかな」と思えるオヤジの言葉遣いについて、お教えしましょう。

　はい。それはズバリ「いつでも敬語の男性」です。

　まずは、以下のセリフを比較してみてください。

「今夜、一緒にいない？」

「今夜、一緒にいませんか？」

　比べればすぐにお分かりの通り、前者はタメ口で後者が敬語なのですが、明らかに敬語のほうが、真剣味があり、誠実な感じがします。

　反面、前者からは誠実さのかけらも感じません。特に中高年が使ったら軽薄以外のナニモノでもないのです。さらに前者の言葉で誘われた場合、女優さんの中には「チ◯コが腐ってそう」と想像する方もいるとかいないとか……。

　中高年男性は、たとえ親子ほど年が離れていても女性には敬語を使いましょう。

文責：編集長原田