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対面座位部門
お次は対面座位。ソフトなものからハードなものまで、これもまた濡れ場では多用される体位と言えるだろう。
対面座位部門の3位は、かたせ梨乃(63)の体当たりの熱演が光る映画『身も心も』(1997年)。 かたせが演じる夫婦仲が冷え切った人妻と、彼女の学生時代の恋人だったシナリオライター(柄本明)を中心に、全共闘世代の中年男女4人の複雑な恋愛模様が描かれる。
焼けぼっくいに火がついた形になる、かたせと柄本の濡れ場はド迫力モノで、「かたせが90センチ超級のデカパイをブルンブルン揺らしながら、女性上位でハメたかと思えば、次の瞬間には対面座位でズコズコ。フィニッシュはバックという、目まぐるしさです。 彼女がシーツに潜り込んで始める69も、性器をすする音が聞こえてきそうな生々しさ。柄本が彼女の股に顔を突っ込んで執拗にクンニする場面も激エロです」(スポーツ紙デスク)
中年男女ならではの、ねちっこいセックスを、これでもかとばかりに描いた本作。巨乳で脚の長~い、かたせのナイスプロポーションも見どころだ。
対面座位部門の2位は風吹ジュン(68)。彼女が松田優作ふんする主人公に荒々しく犯される映画『蘇る金狼』(1979年)の濡れ場の迫力は今も語り草だ。
優作が演じる主人公は昼間は平凡なサラリーマンだが、実は格闘技の達人で拳銃の扱いにも長けた、野望を秘めた青年。 彼は、風吹演じる上司の愛人を、媚薬入りの酒を飲ませて強引に犯し、自分の女にしてしまうのだ。
「ホテルで全裸になった風吹が優作に横抱きにされてベッドに運ばれ、背後から美乳を揉まれながらキスを交わすシーンから始まる濡れ場は、正常位、立ちバック、さらにバスルームでイスに座った男に抱えられての対面座位へと続きます。 優作の引き締まった浅黒い肌と風吹の柔らかく白い肌が対照的で、興奮させられましたね」(映画誌ライター)
前出の下関氏が言う。「当時の風吹は人気モデルで、ファッショナブルな女の子というイメージが強かった。そんな彼女がマシュマロのような美乳をさらし、長い髪を振り乱して、よがりまくるのだから、たまらない。あの頃の映画館は入れ替え制じゃなかったので、2回続けて見た記憶がありますよ、濡れ場が見たいばかりにね(笑)」
この部門の1位は、映画『ナラタージュ』(2017年)で対面座位を披露した有村架純(27)。 彼女が演じるヒロインの女子大生が高校時代の恩師(嵐・松本潤)と恋に落ちる物語で、彼は高校の演劇部の顧問で、闘病中の妻もいるという設定だ。
濡れ場自体はおとなしいが、あの有村が対面座位でイタしている! という事実が、見る者の興奮を、いやが上でも高めてくれる。
「相手は松潤だし、彼女も清純派。濡れ場がイメージビデオっぽいソフトな演出になったのは、致し方ない部分もあるでしょうね。 それでも、対面座位は男にとってヤッてる感を強く感じられるエッチな体位。有村の腰の動きも、なかなかのものでしたよ」(前出の織田氏)
濡れ場は対面座位で体を合わせた2人が、ぎこちなく動くシーンから始まる。
「全脱ぎはNGながら、有村はキャミソール越しに、スベスベの背中と豊満なヨコ乳を見せてくれます。男に貫かれてビクッと肩を震わせた彼女が、声を出すまいとして“クッ”となる表情も、ういういしくてエロかったですね」(芸能記者)
今後の伸びしろにも期待して、1位としたい。
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