さて、他にも外見的特徴はある。「セックスできる女性は、総じてボブやショートカット」と話すのは、前出の尾谷氏だ。「ロングヘアは、夫がちゃんと稼いでいる専業主婦だったり、親元で暮らしていたり、自分に手間をかける時間がある女性に多い。一方でボブやショートカットは、家事や仕事に忙しい共働き人妻。イコール、ストレスを抱えていることが多い」　となると、セックスできる可能性は高いだろう。

　さて、目に見えるものばかりに捉われてはいけない。匂いにも着目したい。「人間は“異性のフェロモンを嗅ぎ取ることができる”と言われていますが、自覚的には分かりませんよね。でも、実際に排卵期の女性からは、膣から発するフェロモンである“膣フェロモン”が匂っているんです」（前出の志賀氏）　それはチーズの匂いによく似ているというが、男はそのチーズ臭を嗅ぎ取るわけではない。「それは性的な匂いですから、女性は無意識に消したくなるもの。膣フェロモン臭が濃厚な日は、いつもより多めに香水を使い、匂いを消そうとするんです。　つまり、“この女性、いつもより香水の匂いがキツいな”と感じたら、それは膣フェロモン臭が強い日、イコール発情日と言えます」（志賀氏）

　こうした特徴を把握できたら、次は彼女たちの仕草に意識を向けたい。「頻繁に自分の髪の毛を触るのは、注目を浴びたい証拠。“ベッドの中で男性に触ってもらいたい”という無意識の意思表示でもあります。　また、頻繁に足を組み替え、男性の視線を惹きつけることも、お誘いサインですね」（志賀氏）　そして飲み屋では、「この仕草をしたら、セックスは確実」と、前出のしゅん氏が太鼓判を押すのが、「ボディタッチが多く、上目遣いで接してきて、こちらにいろいろな質問をしてくるうえ、接近しても遠ざかったり嫌がったりしない女性」なんだとか。

　こうした女性たちは、どこに潜んでいるのか。　そんな疑問に、前出の嶋氏が「セックスできる女性が多く潜んでいる職業がある」と耳打ちする。「ズバリ、看護師です。もっと絞るならば、“夜勤明けの看護師”ですね。夜勤明けは予定を入れにくいもの。基本的にタフな彼女たちは、予定がなければ早朝からなんとなく飲みに行くことが多い。朝や昼間に、24時間営業の居酒屋で水商売風ではない女性を見かければ、それは看護師の可能性大です」

　前出のしゅん氏も、「ナンパ師の間では、看護師や介護士はヤレる職業として有名」と断言する。「裸を見慣れている職業なのに、男性との出会いが少なく、ストレスがたまりやすい。この３つが該当する看護師や介護士は、他の職業の女性よりもセックスとの距離が近い。　酒を飲むことが趣味の看護師は非常に多く、大学病院近くの飲み屋街に繰り出せば、高確率で看護師と出会えるはずです」　人々への奉仕で疲れている彼女たちに、たっぷりご奉仕してあげたい。

　前出の尾谷氏が教える。「セックスできる女性は、実は伝染するんです。たとえば、常連客が多く、“あの男性客と女性客、セックスしたらしいぜ”なんて噂が流れるような地元の飲み屋には、話に出た女性客以外にもセックスできる女性客がいると思っていい」　どういうことか。埼玉県Ｗ市在住の美代子さん（仮名＝43歳）の実際の体験談を聞いてみよう。「ママ友に誘われて駅前のスナックで飲むようになったら、“実は、常連客のＡさんと不倫している”と打ち明けられたんです。不倫なんてワイドショーで知るぐらい遠い話だった私は、“こんな身近にいたなんて！”とビックリしました」　そのうち不倫相手を紹介され、３人でテーブルを囲むようになると、美代子さんの胸が疼き始める。「２人のイチャイチャを目の前で見せられて、“私も恋がしたい”と羨ましく思いました。同時にＡさんに男友達を紹介されて……」（美代子さん）　彼と“男女の仲”になるのに、時間はかからなかったという。
　もしかすると、セックスできる女性は、あなたの半径５メートル以内にいるかもしれない。