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前出の絵音さんが現在、イチオシの出会いは“横丁飲みナンパ”だという。「インスタやフェイスブックなどのSNSに載せる写真に、横丁のレトロな雰囲気はピッタリだからと、若い女性が自然に集まっているんです。特に恵比寿や六本木、西麻布などの新興横丁では、隣の席の女子グループに声をかけるだけで、即席合コンが簡単にスタートしてしまうんです。もともとオジサンのホームグラウンドだし、絶対にオススメですよ」
ということで、今年3月に六本木ロアビル1階にオープンしたばかりの「六本木横丁」に、記者仲間と足を運んでみることにした。約20軒の飲食店が軒を連ねており、どの店も繁盛している。仕事帰りの女子2人組も非常に多く、ガ然、ヤル気が湧いてくる。
さっそく、新鮮な肉が自慢の一軒に陣取り、ビールを飲みながら、チャンスをうかがっていると、サラリーマン3人が帰った隣の席に、向かいの海鮮居酒屋から移動してきた女子2人組がやって来た。彼女たちのオーダーに聞き耳を立てていると牛タンに牛ホルモン、ユッケにロースカツと、肉、肉、肉だ。
「ちょっとは、お野菜も食べないと。サラダ、こっちで頼もうか(笑)」 思わず、そう声をかけると、「うちらヤバい」と、2人は顔を見合わせて大爆笑。自然な流れで、一緒に飲むことになった。
藤本美貴似のU子さんと、飯田圭織似のF絵さんは、学生時代からの親友で、ともに彼氏いない歴1年の30歳。意外なことにU子さんはオタク気質。映画『シン・ゴジラ』に激ハマり中ということで話が盛り上がり、こちらの“記者”という仕事にも興味津々だ。
肉でお腹がいっぱいになったので、軽いつまみの多そうな沖縄料理店に移動して飲み直していると、U子さんのボディタッチが多くなってきた。調子に乗って、こちらもさりげなく、彼女の腰に手を回したりしても、嫌がる様子はなし。
現在もホットなLINEのやり取りが続いていて、すでに2人での鉄板焼きデートの約束を取りつけることにも成功した。「記者さんのように、いきなりうまくいかなくても、焦る必要はなくて、とりあえず2~3時間は横丁内をウロウロしていると、絶対に1~2回はチャンスが巡ってくるはず。横丁内の人気店に席を予約しておいて、満席で“入れないね~”なんて残念そうな顔をしている女子を、“一緒にどう?”と誘うのもいいでしょうね」(絵音さん)
横丁は本当にアツい!
めちゃくちゃ使える!? ソロ参加合コン