テレビ朝日バンコク支局の40代の男性支局長が先月下旬、タイ外務省が開設した外国メディア向けのLINEグループに、自分の下半身画像を投稿していたことがわかった。

この男性支局長が投稿したのは、タイ外務省からの発表や報告を配信するために開設されたグループトーク。いわばタイ外務省公式のものであり、「間違えた」では済まされない場だ。実際、投稿から数分後、タイ外務省の女性広報官から「ここは公的なLINEグループです」との指摘があり、154人からなる他のメンバーからも、続々と不快感を表すスタンプが投稿されたという。

支局長は「酒を飲んでおり、知人の女性に画像を送ろうとして、誤って送信した」と弁明。テレビ朝日はこの一件をタイ外務省に謝罪、支局長は謹慎することになった。この支局長はタイに赴任したばかりだったという。バンコクに来て早々、いきなり国際的な大恥をさらすことになってしまったわけだ。

下半身露出といえば、最近ではこんな事件もあった。

７月29日、福岡県警博多署は公然わいせつの疑いで東京都在住のソフトバンクグループ社員（36）を逮捕した。その逮捕容疑は３月25日午後７時35分ごろ、福岡市博多区のコンビニ内で下半身を露出したというもの。

署によると、容疑者はコンビニで支払いを終えた後、レジ前で女性店員に下半身を晒し、そのままその場を立ち去った。福岡には出張で来ており、当時は飲酒していたそうだ。取り調べでは「尿意をもよおしたので露出してしまった」などと供述したというが、いささか苦しい言い訳といわざるをえないだろう。

日本を代表する企業に属する人間による「下半身露出事件」。どんな性癖かは個々人の自由だが、モラルだけは守っていただきたいものだ。