「この記事はFANZAニュース2024/5/29に配信されたものです」

FANZAニュース『エロネタ』

ゆらゆらDreaming
毎月ゆる～くゆらゆら宣言！2024年5月号

FANZAニュースをご覧のみなさんこんにちは！
引退ほやほやの架乃ゆらです。

このコラムを読んでいる方ならご存知かもしれませんが、改めて。
2024年7月をもってAV女優を引退します！

冒頭に引退ほやほやと書きましたが、正しくは引退ギリギリといったところでしょうか。
引退作自体は撮り終わっているので、気分的には引退をしているつもりなのですが。

この「いつをもって引退とするのか」問題、が今の自分のトレンドです。
引退“発表“をしたのは5月だし、引退作が“発売“されるのは7月だし、引退作を“撮影“したのは、もう言ってしまえば2月になります。
引退の節目と言える時期が複数箇所あるのですが、正しくはどれとするべきなのでしょうか…。
有識者の方、ご教授願いたいです。

さて、引退ですよ引退！
自分の中でもけっこうビッグニュースのつもりだったのですが、いざ発表してみると想定していた以上の反響にびっくりしています。
ツイッター(かたくな)ではいいねがなんと1万件を超え、引用RTも600件以上来ました。
イヤらしいですがインプレッションで言えば364万件とものすごい数字です。

そんな数字はいいんですよ！！コメントですコメント！
いつもコメントをくださるファンの方だけでなく、初めてコメントを送ってくれた方、仕事でお世話になった方、女優さんにまでたくさん、本当にたくさんいただきました。

AV女優の引退というのは、AVを見ている方からすればとても悲しくショックなことだと思います。
その子の裸が見れなくなってしまう。
その子のセックスが見れなくなってしまう。
AVをAV然として見ていれば見ているほど、惜しいというか、俺たち私たちはこれから何で抜けばいいんだと愕然とされるんじゃないかと思います。

だけど、というか、なんとなく、わたしの引退発表の反響を見ていると、わたしのことを一人のAV女優としてだけではなく、わたしという存在、架乃ゆらという存在そのものを好いてくださる方がこんなにもたくさんいてくれていたんだと思いました。

もちろんAV女優として好きになっていただけることは光栄です。
AVを見てえっちだ！と思ってもらいたくてAV撮影も毎回望んでいましたし、FANZAのレビューやなんならネットの掲示板もたまに覗いて、もっとなんならネット上のAVの切り抜きの無断転載のコメント欄もたま〜に覗いて、えっちだ！という感想を見るとほっとしていました。
せっかく親にもらった大事な体でアダルトビデオに出演しているので、えっちだ！と思ってもらえないとあまりにもあまりにもなので。

ですが、そんなわたしにも7年間活動をしていく中で架乃ゆらそのもののファンになってくれる人ができました。
たくさんたくさんできました。できた気がします。できてるよね？

その方たちがいてくれることは何てありがたいことでしょうか。
ここでいうファンの方というのは割と広い意味があって、すみません急に解説挟んじゃって。
夢小説みたいな文の構造ですみません。

改めてここでいうファンの方というのは広い意味があって、何もかもを肯定的に捉えてくださる方だけではないと思っています。
なんなんだコイツ…と思っている方もわたしにとってそれはもうファンです。
脳内でわたしについて考察をくり広げた時点で、おめでとうございます。
あなたはもうファンです。ありがとうございます。

そんなファンの方の反響全てを抱きしめて眠りたいほどありがたいです。
わたしの引退がこんなに想像以上に広い範囲に影響があることなんだなと改めて思いました。

まだまだ引退に関してあれこれありますが、一旦今月はこのあたりで。

では新作AVのお話に移ります。
タイトルは『ここまで無口で助けも呼べないチョロ女なんだったら、3年前から犯しておけばよかった。』です。
もうほぼ悪口です。

ここまで無口で助けも呼べないチョロ女なんだったら、3年前から犯しておけばよかった。
（S1 No.1 STYLE）

舞台は先月に引き続きオフィスです。
最近よく勤務させていただいております。

内容ですがタイトルの通りです。
無口で弱気で助けも呼べない女子社員を好き放題に犯しまくっています。
ですがこの主人公は、わたしが思うにけっこうむっつりだったのではないでしょうか。
パワハラにもセクハラにも耐え、ついには無情にも犯●れてしまいますが、なんだか受け入れているようにも見えます。

わたしがそういう顔つきだからというのもあるかもしれませんが、受け身でしかいられない自分をもしかしたら心のどこかで好きでいて、居心地も良く、犯●れつつも喜んでいる気がします。
つまり誘い受けです！

チョロ女とタイトルに入っているのが特徴だと思います。
犯●れ、抵抗し、でも最後は快楽に負けてしまう…という構図ではなく、割と序盤で犯●れ、彼女なりの抵抗は一応しますが、もののわずかで状況を受け入れ、受け入れざるを得ないのかもしれませんが、抵抗するのをやめ、快楽に流されてされるがままのお人形となってしまいます。

好きなシーンが二つあって、まずは部長にローターを仕込まれながら他の社員たちと混ざってオフィスで仕事をするシーンです。

意外とこういうシチュエーションはあまりやったことがなかったのですが、こんなのはもうエロ漫画の定番じゃないですか！
しかも部長が嫌なタイミングでローターのスイッチをオンオフしてくるんですよね。

いい仕事をしておられます部長！
他の社員に話しかけられる時にローターをオン。
ビクビク体は反応しますが、それを必死に悟られないように会話に努める姿が我ながらエロすぎて涙です。
エロオ〇カー賞受賞！

さらには社員に言われた資料を探す時にまたまたスイッチオン。
他の社員たちがすぐ隣にいるのに！
なんてことをしてくれるのでしょうかこの部長は。

部長もめでたくエロオ〇カー賞受賞ですおめでとうございます。

次に好きなシーンは、部長と一緒に少し離れた部屋に移動し犯●れている時に運悪く(良く？)他の社員たちが入ってきてしまい、声を潜めながらセックスするシーンです。
いわゆる声ガマン！

声を出しちゃいけないと思えば思うほどエロく、撮影中もかなり興奮しました。
笑ってはいけないと思えば思うほど面白くなるあの現象です。
いわゆるカリギュラ効果ってやつです。

ある行為を禁止されればされるほど、その行為を欲してしまうように人間はできています。
深夜にラーメンを食べてはいけないと思えば思うほどにラーメンは美味しくなります。
神話のアダムとイヴもりんごを食べてはいけないなんて言われなければ食べなかったかもしれません。

エロというものそれ自体も、禁止されればされるほど輝くものだと思います。
最初からすっぽんぽんよりも、下着を着ている方がその下の乳首の色や形などを無限に想像できるし、なんならその上に綺麗なお洋服を着ていれば着ているほど、ハァハァ…パンツ何色？ハァハァ…となるわけです。

HENTAIは隠れていなければいけません！
ミロのヴィーナスの腕が存在していればあそこまで見るものを魅了しないし、ティラノサウルスの当時の詳細な姿だってわかればわかるほどガッカリしてしまいます。

最新の研究で導き出されたティラノサウルスはただのデカいスズメじゃないですか。
あんなもんが太古の地球をのしのし歩いていたなんて地球人として恥ずかしいですよ。
映画ジュラシックパークで描かれた威厳あるドラゴンみたいな姿の方がかっこいいよー。

よくわからないものは同時に恐怖でもありますが、それくらい興味を注がれるものでもあるのです。

この作中の主人公も、もしかしたら本当は抵抗しなきゃいけないと思っていたのかもしれません。
ですがそう思えば思うほど快楽が増してきて抗えなくなったのかもしれませんね。
ぜひみなさんもAVでわかる！カリギュラ効果を観てみてください。

でも現実世界では嫌なことはキッパリ嫌と言おうね。
AVおねえさんとの約束だぞ！

今回のコラムはこのあたりで終わります。また次回もよろしくお願いします！

（文／架乃ゆら）
（協力／LINX）
（構成／FANZAニュース編集部）