昨今の日本列島は道端でワイセツな言葉を絶叫したくなるほどの暑さですが、このたび夕やけ大衆はこの灼熱地獄の中で、お口とセガレが金切り声を上げたくなるようなカレーを作っている会社があるという情報を入手しました。

　しかもソレが食品会社でもインド系列の輸入会社でもなく、日本有数のアダルトショップの「利根書店」だというんですから、ぶったまげます。

　驚くのはそれだけではありません。実はカレーのネーミングも激ヤバなんです。

　その名も『絶倫カレー』。

　いったい全体どんな経緯があって、下のお口のスペシャリストたちが上のお口にもモノを挿れたくなったのかは後ほど説明いたしますが、なんでもこのカレー、完成までに2年の歳月をかけたといいます。

　つまりガチ。

　実際、この『絶倫カレー』には漢（オトコ）の味覚と股間を熱くする数々の「絶倫スパイス」が、腕も千切れよとばかりに投入されておりました。

　アルギニン、シトルリン、ガラナパウダー、ニンニク、マカ……。

　あわわわっ！　もう読んでるだけで屹立しそうです。もし古女房が目の前にこのカレーを突き出してきたら、貴殿のペニスは袋小路。黙って命令に従うしかありません。

　さて、そうなってくると気になるのはアダルト業界大手の利根書店がなぜカレーを開発したのかというところ。

　そこで我が夕やけ大衆グルメ班は熱中症にならないように細心の注意を払いながら、開発者の方にお話を伺ってきました。

「今回のカレーの開発は利根書店が常に目標として掲げている『いい意味で性についてもっと話せる社会を作る』ための活動の一貫なんです。

　日本人にとってはすでに国民食となっているカレーですが、小社は新たにこの絶倫カレーを家庭の食卓に向けて提案し、さらに下半身のことを思いながら食べるという行為をしていただくことで夫婦や恋人同士の絆を再認識してもらいたいと考えております。

　もちろん、味のほうにも自信があります。昔から日本には『良薬は口に苦し』という格言がありますが絶倫カレーはスパイス本来の個性を活かし、絶妙な辛さと苦味をアレンジしています。その独特の味わいは、食べた瞬間に『下半身にくる』という実感を十分に感じていただくことができるでしょう」（絶倫カレー開発者の亀井さん）

　聞くところによると、開発者の亀井さんは子供の頃から無類のカレー好きで、食べ歩きはもちろんのこと、カレーの歴史や製造理論をも研究し、挙句の果てにはカレー大學に通いながらカレーの専門家からモーレツなスパルタ教育を受けた経歴の持ち主。

　つまり、アダルト業界トップクラスのカレー通なのであります。

　そんなカレー通が男女の「下半身のこと」を考えながら作ったカレーは、もちろん他には例がなく、世界的にも前代未聞。それだけでも食べてみる価値が十分ありますが、なんと現在、この『絶倫カレー』がキャンペーンをやっているとのことです。

　題して『大人の夏バテ＆インフレ負け対策半額キャンペーン』。

　通常価格税込み1079円の『絶倫カレー』が単品なら税込み599円（約45％オフ）、２個セットなら税込み1080円（50％オフ）、さらに利根書店の店頭の自販機で購入した場合はおひとつ税込み500円（54％）で購入可能とのこと。

　期間は2022年7月1日から7月31日まで。詳しくは以下のホームページを参照してください。

【利根書店HP】

https://otokonodvd.com

【絶倫カレー専用HP】

https://zeturincurry.nile.life/

　なお、7月23日の「丑の日」には絶倫カレーの美味しさとパワーをさらにアップする謎の『絶倫スパイス』も発売が開始されるというので、併せて確認してください。

　暑さで体力が落ち気味の紳士の皆さん、この夏は『絶倫カレー』＆『絶倫スパイス』で乗り切ってみてはいかが？