――好奇心旺盛でいいですよ。千里の道も一歩からで3桁の経験人数に行くにも初体験があるじゃないですか。杏奈さんの初体験を聞かせてください。

「初体験は18歳です」

――えぇ！　かなり遅いですね！

「そうなんです。生理がきたのも18歳で遅かったので病気かもしれないって思っていたんです」

――平均で12、3歳みたいですね。

「そうなんです。早い子だと中学一年生くらいで迎えますよね。いま思えば遅くきたぶん、学生時代は生理の苦労がなかったんですけど、当時は心配して20歳になっても初潮がこなかったら病院に行こうと思っていました」

――その初潮と初体験は因果関係があるんですか？

「『生理がきたんだ！　私も女なんだ！　エッチができる』って思ったんです。それで地元の先輩に声をかけて初体験をしました」

――自分から声をかけるところがさすがですね。待ちに待った初体験でしたか？

「ボジョレーヌーボーじゃないですけど、ついに解禁日だと思ってデビューしました」

――ははは(笑)。ボジョレーですか。杏奈さんはもっともっと極上の最高級ワインですよ！　待ちに待った初体験の感想は？

「全然、気持ちよくなくて痛かったです。出血はなかったんですけど、『私がずっと思い描いていたセックスってこんなものか』って思いました」

――聞く順番が逆になりますけど、初体験前にオナニーはしていましたか？

「オナニーはしょっちゅうしていて、私のオナニー秘話はしゃべると20分くらいかかります(笑)」

――オナニー話だけでインタビューが終わってしまいますよ(笑)。オナニーは何歳からしていたんですか？

「中学一年生くらいにシャープペンシルでしたことから始まり、途中で父親が使っている電動歯ブラシになり、今度は中でイキたくてキュウリやナスを入れようとしたんですけど入らなかったんです(笑)」

――好奇心が旺盛ですね。オナニーを知ったきっかけはなんですか？

「母親がエッチなマンガをよく読んでいたんです」

――親のオカズを子どもが発見するオナニーあるある話だ！

「そのエッチなマンガが母のふとんの間に挟まっているのを知っていたので、それを盗み見ていて、『こういうものなんだ。やりたいな、やりたいな』って思ったんです」

――性の目覚めも同じですか？

「そうです」

――オナニーしかしていなかった時期はセックスに対しての妄想がパンパンに膨らんでいましたか？

「頭でっかちになっていましたし、オチ〇チンを入れたらすごく気持ちいいんだって思っていました」

――でも、初体験は痛かったんですね。

「そうなんです。しかもオチ〇チンがすごく大きい人だったんです」

――ははは(笑)。いいエピソードだなあ。

「すごく大きかったんです。それで『騎乗位をして』って言われたので乗ったら奥にあたって痛くて痛くて・・・。それに『キスが下手だ』とか『腰が動いていない』とか相手が年上だからいろいろと言われたんです」

――けしからん奴だ！

「その初体験がすごく悔しかったので、そこからセックスの勉強をしていまに至ります」

――勉強しすぎましたよ。

「ははは(笑)。しすぎました！」

――もうエロの東大に入ったんですから。その3桁の人数を体験して、「これは忘れられない」という最高のエッチはありますか？

「あまりないかな～」

――満たされませんでしたか？

「気持ちいい時もあるんですけど、気持ちよくない時もあるんです。その中でもあるとしたら、お互い精力が高まる薬を飲んで、私はグチョグチョで彼はギンギンだったセックスが最高でした。あとはやって『はい、終わり』っていう感じでした」

――割とあっさりしているセックスが多かったんですか？

「あっさりしているって言われます」

――それは意外でした。好きなプレイはなんですか？

「オモチャが好きなので、正常位やバックでオチ〇チンを入れられている時に自分で買ってきたオモチャをあてて、勝手にイッちゃうんです」

――挿入されているけどクリトリスにオモチャを同時にあてているんですか？

「そうです」

――男は悔しがりませんか？

「たまに『俺じゃダメなのか？』っていう人がいるんです。でも、そんなの関係なくて『オチ〇チンフィーチャリングオモチャ』なんです」

――ははは（大爆笑）。音楽活動みたいじゃないですか！

「オモチャの動きは人間の手や舌だと再現できないですから」

――いまのオモチャはすごいですからね。

「オモチャとフィーチャリングすることで高まるんです」

――いいなあ、フィーチャリングオモチャって初めて聞きましたよ(笑)。フィーチャリングオモチャwithセックスです(笑)。

「withセックスですね(笑)」

――プライベートでの面白エッチエピソードはありますか？

「東京の繁華街にある美術館の近くで立ちバックをしました」

――場所は書けないですけど、そこは東京で一番のオシャレスポットですよ！？

「人が普通に通っている時間にしましたよ」

――それは大胆ですねえ。スカートをたくし上げて入れたんですか？

「人が通るとそれまで動かしていた腰を動かさずに、木にとまったセミみたいにピタっと腰が止まるんです」

――セミですか(笑)。

「それで人が通り過ぎると、また腰を振るんです。でも、外でくっついているから変な2人ですよね」

――実はバレていたでしょうね。

「分かっちゃいますよね。あとは駐車場でフェラチオをさせられたり、彼が運転している最中にフェラチオをしたりしていました。彼が電話で真面目な話をしている最中にイタズラをするのが好きなんです。『お疲れ様です』とか会議の話をしている最中にフェラチオをするのが好きなんです。本当の会議にも潜入して、机に潜ってAVみたいにフェラチオもしてみたいです」

――いろんな体験をしていますね。

「はい、カーセックスもよくやっていました」

――「よく」ですか(笑)。実生活はすごいですがAVはデビュー前に観ていましたか？

「AVを観るのは好きで、すごくいっぱい観ていましたし、いまでも観ています」

――どういうジャンルの作品を観ているんですか？

「基本的に普通のAVが好きなんです。レ〇プ作品やファンタジー作品は観ないんです」

――そんな経験豊富でAV好きな杏奈さんがデビューしたAVの世界はどうでしたか？

「出る前は簡単にできると思っていたんですけど、実際に始めたら大変でもっと頑張りたいと思いました。あと基本的にオチ〇チンの大きい男優さんがいる率が高いですし、愛撫も上手な人が多いです」

――プライベートだと愛撫もガシガシする人が多かったですか？

「爪があたったりする人が多かったです」