【幾田まちさんがAV女優になった経緯とは】

　お嫁に行くまで処女を守ることを信念としていた幾田さんが嫁入り前に処女を喪失したことで、記者をはじめとした中高年紳士は地球滅亡クラスのダメージを受けたと思いますが、悲劇はそれだけでは終わりませんでした。

　なんと幾田さんたら、アナル野郎に「開発」までされていたのです。ウブで純粋な彼女が、どのような肉体変化を遂げたのか、こちらもご本人のお口で説明してもらいましょう。

「当時はエッチの回数を重ねるたびに肉体的な変化が起きていました。すればするほど、どんどん気持ちよくなっていくんですよ。最終的には彼氏に『まるでトビウオみたいだね』って言われるようになってしまいました（恥）」

　おそらく彼女はもともと性感スペックがかなり高かったのでしょう。その証拠にセックスの最中にトビウオのように跳ね回っている女優なんて、AV業界広しといえども、ほとんどいません。

　しかし、ここでまた彼女に「転機」が訪れます。ここから先は大事なところなので、彼女と記者との対話形式でお楽しみください。

ーー幾田さん。

「はい、なんでしょう」

ーーいったい幾田さんにどんな転機が訪れたというのでしょう？

「このとき、仕事の都合で地元の鉄工所から東京へ転勤になってしまったんですよ」

ーーなんと！　アナル野郎とはどうなったんですか？

「お別れしてしまいました」

ーーなんと……。東京に来てから新しい彼氏はできましたか？

「いいえ。会社の寮で一人暮らしをしながら悶々とした生活を送っていました」

ーーかわいそうに。一番セックスが楽しい時期に、さぞかしお辛い気持ちだったでしょう。ひょっとしてAV女優になろうと思ったのは悶々とした現在の生活が原因だったんでしょうか？

「それもありますが、一番のきっかけはAV女優の唯井まひろちゃんのTwitterを見たことです」

ーーなんですと！　エッチなことといえば彼氏しか知らない幾田さんが、どうやって唯井まひろちゃんを知ったんですか？

「唯井さんのことは元カレと行ったラブホテルで流れていたAVを観て知りました。見た瞬間に『かわいい』って一目惚れしちゃったんです。同時にエッチなことなんて何も知らなそうな女の子が、とっても激しいセックスをしていることに大きな衝撃を受けてしまいましたね」

ーーなるほど。当時の幾田さんにとってはAV女優といえば、見るからにエロい「性の達人」的なイメージだったんですね。

　そんな娘が虫も殺さぬようなイメージの唯井さんが出演しているのを見たわけですから、さぞかし驚かれたことでしょう。

　でもそれは幾田さんにも同じことが言えます。ひょっとしてそんな唯井さんを見て、幾田さんは自分にもできるんじゃないかという夢を描いたんじゃないですか？

「あ、そうかもしれません（笑）。実は私、唯井さんと同じ事務所に入ることができたんですよ。これからは唯井さんを間近に見ながら女優として勉強ができるので、とっても嬉しいです」

　かくして、新人女優「幾田まち」が誕生したのです。