本日は9月2日というのとで、一部のスケベの間では「9（クン）2（ニ）」の日と呼ばれております。クンニとはオーラルセックスの一つで、男性が女性器の入り口部分を舌や唇を使って愛撫する方法のことです。

　そんな、交尾の前戯としておこなわれることが多いクンニでごさいますが、その歴史は様々で、西洋文化では近年まで「クンニ＝男性が女性に服従している」と揶揄される行為であり、かたや、中国の道教では「体液は生命の源」と考えられていた為、クンニをして愛汁を飲むことによって生命力を回復すると考えられていたそうです。

　時は流れ、現在のAV界には様々なオリジナルクンニ技を持つ男優さんが誕生しました。

　まずはみなさんご存知、出演本数が1万本を越すレジェンド男優・しみけんさんが繰り出す「しみくんに」でございます。

　特徴としては〝舐め技〟と〝指技〟を両方同時にやるという点で、乳首を片指で弄りながら、もう片方の指で手マン（Gスポットを刺激）し、クリトリスを舐めるというやり方です。

　クリトリスというのは、実は膣内にも神経が伸びており、その曲がった折り返し地点がほぼGスポットになるので、舐めと指技で挟み撃ちをして刺激をされているような感覚を受けるそうです。

　実際、これを食らった女優さんは「捕まった」と表現なさるそうで、しみけんさんは、これを「口の中でダイソン」と呼んでいるそうです。

　そしてお次もみなさまご存知、偏差値78の高学歴インテリ男優・森林原人さんが繰り出す「森のさえずり」でございます。

　特徴としては「しみクンニ」と同じで、舐め技と指技を両方同時にやるのですが、決定的に違うのは〝音〟です。息を吸いながら舌を上下に高速に動かすことによって、目を瞑って耳を澄ますと、まるで鳥がさえずっているかのような音がするのです。

　さらに「森のさえずり」は、指技が本当に丁寧で女性に優しく、痛くならないように唾液をたっぷりと潤滑油として使います（唾液が出ずらい人は、唇と歯茎の間を舐めると唾液が出やすくなるらしい）。

　このとき「気持ちいい？」と聞くと女性は「気持ちいい」と答えるしかなくってしまうので、「大丈夫？痛くない？」と、スマートなコミュニケーションを取りながら責めていきます。

　そして、Gスポットを点で責めるのではなく、指の腹を使って面で責めながら円を描くように広範囲に責めて、女性が「イク」と言ったとしても、万が一ポイントが外れたら中途半端なイキになってしまうので、しばらくは続けてあげるといった、女性ファーストの紳士的な技なのです。

　これを食らった女優さんは快楽に身を任せ、この上ない幸せなイキ顔を見せて絶頂してしまうのです。

　いかがだったでしょうか？　私はお二人のクンニを見て感じるのは、これらはあくまでもテクニックであって、大切なのは女性がリラックスできて感じられるムードを作ってあげて、〝女性を気持ち良くしてあげたい〟というご奉仕精神を一番に持って舐められているということです。

　皆様もぜひ本日の「クンニの日」に、大切な人に日頃の感謝を込めて、いつも以上に丁寧なクンニでご奉仕してみてください。

9月2日のエロ言葉：「手マン」

　一般的に手マンは「手でマ○コを愛撫する、略して手マン」という認識ですが、しみけんさんは「それだと男の主観になっていて失礼」ということで、「手で満足して頂く、略して手マン」というお気持ちでされているそうです。さすが〝優しい男〟と書いて男優さんですね。

【リボルバー・ヘッドプロフィール】

吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録（4367本）越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter（ @RevolverHead01 ）にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。