【謎すぎて取材が崩壊！　佐伯由美香さんの私生活】

さて、まずはもっとも謎である彼女のプロフィールから聞いてみたいと思います。

ーー最新の作品では人事部主任ということになっていますが、佐伯さんはおいくつぐらいなんですか？

「30代半ばぐらいです」

ーーえっ！　30代半ば？　ずいぶんお若く見えますね。つい最近までセーラー服を着ていたと言っても通用するぐらいです。

「セーラー服は、罰ゲームでしか着たことがありません（キッパリ）」

ーーあうっ！　そうでしたか。なんか論点がずれているような気がしますが、佐伯さんの若さの秘訣は何ですか？

「もしそのように見えるのなら、たぶんロングスリーパーだからです」

ーーロングスリーパー？　なんですか、それは？

「とにかくよく寝るんですよ」

ーーああ、長く眠るという意味ですね。いったい１日にどれぐらい寝るんですか？

「18時間です」

ーーええっ！　そんなに？　起きてる時間がたった６時間しかないじゃないですか！

「あっ！　でも寝ると体力を使うので時々起きてトイレに行ったり、炊飯器から直接ご飯を食べたりします。

ーー今さらっとすごいことを言いませんでしたか？

「なんですか？」

ーー佐伯さんは炊飯器から直接、ご飯を食べる人なんですか？

「そうです。それが何か？」

ーーいいえ。なんでもありません。よく考えたら別に悪いことでもなんでもありませんでした。

ところで、佐伯さんは、どちらのご出身なんですか？

「うーん。私、自分にまったく興味がなくて、名前すら自分で書けないんですよ。しかも地元愛もないんです（ぶつぶつ）」

ーーすみません。どこをどうツッコんだらいいのか、まったくわかりません。では、ご趣味はなんですか？

「サウナ！」

ーーほう。それは健康的ですな。佐伯さんは死ぬほど寝た後にサウナに入ってさっぱりするタイプなんですね？

「はい。私、水の中にいるのが好きなんですよ」

ーーえっ！　水の中？

「そう！　オナニーも水の中でするんです。水の中ですると落ち着くんですよ」

ーーまるでカッパみたいですな。

「そうなんですよ。私、新陳代謝がすごく良くて、ちょっと動いただけで汁まみれになってしまうんです。だから、撮影の時なんて汁だくどころの騒ぎではありません」

ーーああ、なるほど。佐伯さんは新陳代謝がいいから、汗をかいたらすぐに水に入りたくなってしまうんですね。

「よかった！」

ーーなにがよかったんですか？

「ずっと前にインタビューを受けた人が、とっても絡みづらい感じだったんですよ。だから今日の取材は、かなり構えてきたんです。記者さんは見た目はアレですけど話すとすごく陽気な方なんですね」

ーーそれはありがとうございます。ところで佐伯さんは平均６時間しか起きていないと思うんですが、サウナに行く以外はほとんど家にいる感じですか？　どこかに出かけたりしないんでしょうか？

「東京です」

ーーえっ！　どういうことですか？　つまりそれは東京都内を散策するということですか？

「いいえ。出身地です」

ーーああ、ずいぶん前の質問に答えてくれたんですね。ようやく心を開いていただけてありがたい限りです。ちなみにサウナに行く以外はインドア派？

「ああ、それですか。インドア派ですけど行動派です。パッと思いたったら、サッと空港にいるタイプです」

ーーほう。なかなか行動派なんですね。今のお話がなければ佐伯さんが「人事部主任」であることを完全に忘却するところでした。

「でも、三半規管が弱いので、飛行機に乗るなら8時間が限界なんです」

ーーなるほど。そういう事情であれば8時間を超えそうな欧米圏への海外出張は難しそうですね。

「気圧の変化にも弱いので、季節の変わり目は国内の出張も厳しいです！」

ーーそうでしたか。ところで、そんな佐伯さんが好きな食べ物ってなんですか？

「生野菜です」

ーーほほう。佐伯さんは行動はめちゃくちゃですが、睡眠にしろサウナにしろ生野菜にしろ、非常に健康的な生活を送っているんですね。

「はい。なんでも加工していないものが好きなんですよ。いろんな食材がぐちゃぐちゃ入っている食べ物は苦手ですね」

ーーということは、ピザやお好み焼きなんかはダメということなんですかね？

「ピザもお好み焼きも大好きです！」

ーー結局、なんでも食えるんやないかーーい。

というわけで、取材自体は完全に崩壊してしまいましたが、なんとか佐伯さんのおよその年齢と出身地と趣味と好きな食べ物を聞き出すことに成功しました。

次はさらにそんな佐伯さんの「未知なる性」の部分に触れていきたいと思います。

続きをお楽しみください。