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【夕やけ大衆EYE】百年に一度の大型新人がソフト・オン・デマンドに降臨

2021年05月18日 06時00分公開

【夕やけ大衆EYE】百年に一度の大型新人がソフト・オン・デマンドに降臨

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今では使い古された言葉ではあるが、おそらく本当の意味で「度肝を抜かれる」という言い回しは、こういう時に使うのであろう。

去る５月10日の月曜日、東京・中野区にある大手AVメーカー・ソフト・オン・デマンドで、AV業界では史上稀に見る「大型新人女優の記者発表会」が行なわれた。

そもそもソフト・オン・デマンドが正式に記者を呼んで新人発表会を催したなどという話は、過去に一度も聞いたことがない。おそらく他メーカーでも「新人女優」のために記者会見を開くということは皆無であろう。それだけでも、今回の新人女優のデビューにソフト・オン・デマンドが並々ならぬ力を入れていることがうかがえる。

ちなみにソフト・オン・デマンドといえば、数あるAVメーカーの中でも「ものづくり」に徹底したこだわりを持つ会社としても有名。ひとつひとつの作品づくりに対して一切の妥協を許さないことはもちろんのこと、女優の採用条件も非常に厳しい。

実際、同社には毎月100名以上の「女優志願者」が面接に訪れるが、採用されるのは、ほんの一握り。それも「ただ可愛い」とか「ただスタイルが良い」だけでは面接官のお眼鏡に叶うことはできない。容姿端麗に加えて「内面から滲み出る個性の強さ」がなければ「単体女優」としてデビューすることは許されないのだ。

そんなソフト・オン・デマンドの中でもトップブランドとして君臨するレーベルが『SODstar』。現在、小説家としても活躍をしている紗倉まなをはじめ、数多くのトップ女優を排出し、そのほとんどがAVという枠組みを超えて才能を開花させている。

つまり「SODstarでデビューする」ということは「無限の可能性にチャレンジしていく」ということと同義語なのである。

そのSODstarが「百年に一度のSODstar」として売り出していこうとしているのが今回の記者会見の主人公・MINAMOだ。そして彼女を最初に見た時の記者の感想が冒頭の「度肝を抜かれた」なのである。

まず、何が他の女優と違うかといえば「目力」が圧倒的に違う。プロフィールによれば、まだ20歳ということだが、記者はAV界でこれほどまでに瞳に情報が詰まった新人女優を見たことがない。

この世に生を受けたことに対する儚さ、女性としての健気さ、自分がこれまで経験してきたことに対する確固たる自信、初めて己の性を開放することへの悦び、未来への期待、そしてかすかな畏れとSODトップブランド女優としてのプライド。まるで瞳の奥に無限の宇宙が広がっているような印象を受ける。

また、それにも増して記者が驚かされたのが、彼女の取材対応能力だ。

会見ではソフト・オン・デマンドの代表である野本ダイトリが自らマイクを持って司会を務めたが、まったく物怖じをしていない。本人は「とても緊張している」とは言うものの、記者にはその緊張すら楽しんでいるように見えた。

いやむしろ、彼女が会場全体の雰囲気を作り上げリードしていたと言ったほうが正しいかもしれない。その証拠に当日は会見を盛り上げるためにエロ漫画家としても活躍し「地球上で初めてMINAMOの作品を観賞した」という吉本興業の人気お笑い芸人「ジェラードン」のアタック西本氏もゲストとして来場したのだが、新人らしからぬほどの「阿吽の呼吸」を披露して会場を大いに沸かせていた。