「夫とはこの10年間セックスレスでした。でも、浮気はしませんでした」

　と、こんな貞淑な奥さん（36）に、今年４月、自らAVプロダクションの門を叩いた。

　きっかけはネット。そこには、普通の専業主婦が見たこともない甘美な世界が広がっていた。人妻は迷いに迷ったあげく、ついに「とりあえず、話だけでも聞かせてください」とメルを送った――。

　渋谷区道玄坂にある芸能プロダクション・マインズ。応接ルームに現れた鈴乃広香さん（もちろん芸名）を見て、思わず「お～っ」と声をあげた。

　事前に教えられたプロフィールは《36歳でＡＶ初出演。結婚13年で小学高学年の子供がいる人妻》だったから、内心（ＡＶに出るぐらいだから色っぽいだろうけど……まあでも、ぽっちゃり系の団地妻って感じかな）と想像していたのである。

　だが、まるっきり違うのである。身長は163センチでスラリとして、髪は背中まであるロング。胸が割れた黒のワンピースから深い胸の谷間がのぞき、いわゆる熟女の色気がムンムンだが、顔はベビーフェイスで20代でも十分通用する若さ。インタビューに少し緊張した表情も初々しい超美人妻なのである。さあ、早速、食い込みインタビュー、スタートだ！

「わたし、23歳のときに、同じ会社に勤めていた夫と結婚したんですね。夫は17歳年上です。で、３年目に子供が生まれたのですが、それをきっかけに夫がぱったりセックスを誘ってこなくなって……」

　今よりもっとピチピチだった美人若妻を放っておくなんて何とももったいない話。だが、子供が生まれてセックスレスになる夫婦は多い。ましてや、彼女のご主人は当時43歳で性欲も下り坂。出産後、夜の興味がガクンと落ちたのはわからぬでもない。

「レスになった主婦のなかには、性欲をすっぱり切り捨てる人もいるけど、私はたぶん、性欲が強いんですね。夫が誘ってこなくなった最初の頃は、エッチな下着をつけて迫ったりもしました。でも、どうにも応じないんですね。仕方なくバイブとか買ってオナニーをするようになって……。まあ、（オナニーは）週２回とか３回とかですかね。私は男性の逆三角形の背中にピクンとくるので、オナニーのときもそんな男性とのエッチを想像してました。１人エッチはどちらかというと“無理に責められて”というパターンですね。私、エッチに関してはもともとＭ（マゾ）系なんですよ」

　子供が乳離れしたころ、あるモデルクラブからＣＭモデルをやってみないかと誘われ、一時は女性誌やテレビ、新聞などに頻繁に出ていたこともある。

「モデルのお仕事はファッション関係などマジメなものばかりでした。小さな子供を抱えての仕事だから大変だったけど、結構楽しかったですね」

　ＣＭタレントの仕事を５年ほど続け、31歳のときに女性専用のエステで働くようになった。外での仕事をそれなりに楽しんだが、家庭では相変わらずセックスレスである。

「自分には女の魅力がないのかと悩んだりもしたんですが、浮気をしようなんて思わなかったですね。私、そこらあたりは結構古いっていうか、堅いんですよ」

　そんな彼女が、事務所に訪問したのは今年の４月のことだった。

「ＡＶはずいぶん昔に夫と行ったラブホテルで見たことがあり、オナニーのときも無料のサイトを覗いたことがありました。でも、興奮したってより“わー、すんごいことやるなぁ”と驚いた、って感じでしたね」

　それを自分がやる。しかもスタッフの前で素っ裸になりＡＶ男優との交わる――自分にはとてもそんなことはできない。こう思って断ろうとしたが、ここで心の中にひょいと「もう一人の自分」が囁いた。

（でも、ＡＶのお仕事もある意味、ＣＭモデルの仕事と同じじゃない。お仕事で色々なポーズをとり、相手の男性と体を接する。これって、浮気や不倫ではなくお仕事よ）と。

「ずーっとセックスレスだった、これが大きかったんですね。ＡＶ女優もお仕事だし、それを通して自分のストレスも発散できる。と、自分を納得させたって感じですね（笑）」

　話だけでも聞こうと監督やスタッフに会うと、なぜかトントントーンと話が進んだ。

「撮影の１週間ぐらい前でしたか。監督さん（豆沢豆太郎）たちと撮影の打ち合わせをしているとき、“どんなことをしたいですか？”と聞かれたので、思わず言っちゃったんです。“100人ぐらいの男優さんとしてみたい”って（笑）。でも、これはあながち冗談じゃなかったんです。100人ぐらいとエッチすれば、１人ぐらいは相性ピッタリの男性がいるんじゃないかってか思ったんですね。このころは私もすっかり“エッチするお仕事をどう楽しむか”という方向に気持ちが傾いてたみたい（笑）」

　女は自分の中で言い訳さえつけば、浮気や不倫の高いハードルも簡単に飛び越える、ということだろう。

　撮影は５月某日、朝８時から夜７時まで。場所は都内の一軒家スタジオと決まった。

「前夜、緊張はしましたが、むしろワクワク、ドキドキのほうが大きかったですね。その朝は早く起きて、念入りにお肌のピーリングをしました」

　さすがに「100人の男優」とは無理だったが、あのシミケンさんをはじめ、４人の精鋭男優が選ばれた。

　この撮影で彼女がどれほど乱れたかは、９月７日に発売された『2020年、夏、衝撃。 元CMタレントの人妻 鈴乃広香 36歳 AV Debut！！』（マドンナ）をごらんいただきたいが、撮影中の本音をご紹介すると――。

「最初はシミケンさんで、いきなりね、ベッドで両足を持たれて大股開きをされたんです。もうお尻の穴まで丸見えにされちゃって、広げられたソコをベロベロ舐められて。恥ずかしくてたまらなかったけど、アレで気持ちの踏ん切りがついたようなところがありました」

　次がハメ撮りを得意技とするＳさん。

「バキュームクンニっていうんですか？　クリトリスを吸われながら、舌でベロベロされたときなんか、本当に死んじゃう～って感じで。ハメ入れも最高に気持ちよくて、本当に体がトロけちゃうんじゃないかと思ったぐらいでした」

　３人目は彼女が若い男優を攻めるパターンだった。

「私、さっき話したみたいに責められるのが好きなＭ系なんだけど、この男優さんを“あらァ、こうされると気持ちいいのォ～”なんて責めてると、なんか本当にムラムラ～って欲情してきちゃって。自分にもこんな面があるんだって思ったし、男の人が感じる表情は女を小悪魔にさせるってわかりました（笑）」

　最後がデカマラ、エネルギッシュが売りのＫさんだった。

「長さが20センチぐらいあって太いんですよ～。入れると痛いぐらいなんだけど、激しく出し入れされているうちに、頭がぼーっとしてきてイキまくりでした」

　４人４様のチン味をたっぷり楽しまれたというわけだが、最後に「今回の撮影で何回ぐらいイキましたか？」とお聞きしたところ、少し考えて、

「さあ、何回いったのかなぁ。10回か、いやもっとかなぁ」

　ただし、撮影が終わり家に帰ると、体はへとへと。それにさすがに夫の顔をまともに見られなかったという。

「セックスレスの夫はいえ、やっぱ背徳感がありますよね。でも、そんな自分を“だってお仕事だから”と励ましてました（笑）」

　最後ににっこり笑いながら

「夫にはちょっと悪いけど、正直、次のお仕事を早くしたいなあってのが正直なところです」

　１つの作品で「10回以上」もイキまくったとあらばファンも大満足。きっとメーカーさんで「次回作」を仕込むことでしょう。ガンバってください！

取材＆記事：YU

【鈴乃広香さんのデビュー作はコチラ】

『2020年、夏、衝撃。元CMタレントの人妻　鈴乃広香　36歳　AV Debut!!』（マドンナ）

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=jul00301/

• 【鈴乃広香さんのプロフィール】
• 鈴乃広香（すずのひろか）



• ▶︎T161-B86(D)W61H91
• ▶︎生年月日＝1984年11月18日
• ▶︎出身地＝東京都
• ▶︎趣味＝料理
• ▶︎特技＝バスケット、ブラスバンド
• ▶︎Twitter ― @suzuno_hiroka