今年、デビュー10周年を迎え、ますます妖艶に輝いている女優さんがいます。

それが秋山祥子さんです。

なんと、これまでご出演した作品は「100本近い」とのこと。ベストセラー作家でさえ、100冊売れ続けることは至難の技です。そう考えると、彼女の10年の軌跡は凄まじい偉業と言えます。これはもはや人のなせる技ではありません。観音様の域です。

そんな秋山さんの魅力といえば、なんといってもこのツンとした涼やかな雰囲気。世の中のすべてのM男が地ベタを転げ回って悶絶しそうな佇まいです。

さらにM男に限らず、すべての男たちを虜にしてしまうのは彼女の声。下手な女子アナなんか裸足で逃げ出してしまいそうなほど艶のあるいい声をしています。今際の際に彼女に官能小説なんぞを朗読してもらったら、思い残すことなくアッチの世界に行けるに違いありません。

そんな観音様・秋山祥子さんに当サイトは罰当たりにも、とてつもなくいやらしいインタビューをしてきてしまいました。果たして彼女はどんな「エロス」を隠し持っているのでしょうか。ご期待ください。

【あら意外！新人時代は妹キャラ！？】

これまで数多くの作品に出演している秋山さんの最新作が7月にムーディーズから発売されました。

『１泊２日の社員旅行中　僕の命令をきくきく！　女上司』

タイトルからして、いやらしい匂いがプンプンしていますが、やはり秋山さんの場合、女上司やセレブ妻といったツンツン系の役柄が多いんですかね？

「見た目がツンケンしてそうに見えるからですかね（笑）。確かにそういう役柄でのオファーは多いです。私の出演作はだいたい８割が陵辱と寝取られ系、２割が痴女モノ、そして残りの１割が企画モノといったところですかね。でも、デビュー当時は“妹キャラ”が多かったんですよ」

意外ですね。いつから妹キャラがお姉さんキャラに変わったんですか？

「ムーディーズさんの専属になってからですかね。お姉さんキャラが定着した途端、急に陵辱や寝取られ系が増えたんです」

「陵辱」や「寝取られ」というと具体的にはどんな作品になるんですかね？　我々シニア世代は「手ごめ」や「間男」や「夜這い」をイメージしてしまうのですが。

「テ、テゴメ？　そうですね。陵辱や寝取られの設定といえば、例えば献身的な奥さんがダメな旦那のために自分の肉体を犠牲にするなんていうのが代表的ですかね」

難しい設定ですね。ダメ夫に感情移入しなければ、なかなか演じられるもんじゃありません。現実世界では、イマドキのダメ亭主は簡単に女房に三行半を突きつけられますからね。

「そうですね。実際、私の出演作はドラマモノがすごく多いんです。陵辱や寝取られモノは、どれだけ感情移入できるかが鍵になりますから、きちんと細く台詞が決まっているよりは、ある程度アドリブでできるほうがやりやすいですね。そのほうが“素”もでますしね」

素？　いま素とおっしゃいましたね。この作品ではどんなところで秋山さんの「素」が出ちゃってるんですかね。

「よく見ていただくと、声の感じが変わってことに気がつくと思いますよ。ツンツン系の女上司の時は強い口調で低めの声なんですが、部下にひれ伏してしまっているシーンでは、心ならずも甘くて高い声が出ちゃってます。あと、ツンツン系の時は早口ですが、陵辱されてる時は、甘えた感じになるのでどうしても喋り口調がゆっくりになっちゃっいますね」

い、いやらしいですね。ツンツンしていた女性が従順な肉奴隷に変貌していくサマは男の大好物です。しかも、秋山さんの声でソレをやられたら、もうタマリマセンな。

【好きなエッチなシーン】

ところで、そんな秋山さんが興奮する「エロポイント」について教えていただけませんでしょうか？

「自分が出演した作品を見返してみてわかったことなんですが、私、痴女モノは結構、楽しそうにやっているんですね。たぶん私、男の人が気持ちよさそうな顔をしているのを見るのが好きなんだと思います。普段はオナニーとか一切しないんで妄想とか想像では濡れないんですけど、目の前の相手が気持ちよさそうにしている姿を見ると、すごく欲情してしまうんです」

目で見て感じるタイプなんですね。その辺は男性に近い感覚なんでしょうか。

ところで、我々世代の痴女といえば、道端でコートをはだけて裸を見せたり、電車の中で無理矢理アソコを触らせたりする女性を思い浮かべるんですが、やっぱりソレ系ですか？

「ええっ！　イマドキそんな人いるんですか（笑）？　もちろん違います。そうですねぇ。言うなれば諭し系でしょうか。“射精管理”なんかが代表的です。例えば、手コキとかフェラとかしていて相手がイキそうになったら寸止めするとかですね。自分が痴女で攻めている時には優しく意地悪したいんです」

諭し系？　射精管理！　初めて聞く日本語です。痴女ひとつとっても我々の時代とはずいぶん違うんですね。新感覚痴女とでもいいましょうか。

「新感覚痴女！　素敵な言葉ですね。実際、私は男性にエスコートされるより、エスコートするほうが好きなんです。私がこうしたいというよりは、相手がどうしたら気持ちよくなるかで燃えるんですよね」

やっぱり男性っぽいんですね。そうすると秋山さんは、Sなんですかね？

「MかSかって聞かれれば、自分ではSなんじゃないかと思います」