ベッドですごく乱れちゃった

掲示板でセフレ募集をすると、面白いぐらい食いついてきた。そのうちの一人と何回かメールを交わして夫と同い年の男性を選んだ。
「決心して会ったんだけど、ホテルに入るときは足がガクガク、歯がカチカチするぐらい緊張して……。“やっぱりダメです”と喉元まで言葉が出かかっていたけど、夫の言葉を思い浮かべたら、スーッと気持ちが落ち着きました」

そんな状態じゃ、セックスも気持ち良くなかったのでは？
「それがですね、バスルームで彼と洗いっこしたんですけど、体がだんだん疼いてきちゃって……。泡を流すとき、おっぱいやアソコにシャワーを当てられると、自分でも恥ずかしいほど声を出してました」

ベッドではさらに、「背徳感も相まって、すっごく乱れちゃった」と、頬を赤らめて言う麻美さん。
「でも、女の体って不思議ですよね。彼とエッチしてから化粧のノリも良くなって、なぜか体重も３キロほど減りました。一度きりのつもりでしたが、あと何度か会ってもいいかも（笑）」

不倫のきっかけの第３位は≪女として「これが最後」と思ったから≫。雅美さん（４５・食品販売パート）に話を聞けた。
「勤め先の３０代男性と飲んでいるときに、“好きだ！　あなたを抱きたい！　この近くのラブホに行こう！”って、口説かれたんです。このときは断ったんですが、このことを親しい女友達に話すと、“もったいない！　男性から声をかけられるのももう最後よ”と言われて。

その通りかもしれない、と思い直して、次にまた口説かれたときに、“ラブホテルは嫌。シティホテルでなら”って条件をつけて、応じちゃいました（笑）」

不倫理由の４位はズバリ≪４０代になって性欲が高まったから≫。自身も４０代で、現代の性愛事情に詳しい作家の島田佳奈さんが解説する。
「４０代の女性は更年期にさしかかるため、女性ホルモンの分泌が少なくなり、相対的に男性ホルモンの比率が高まります。これが原因で２０代、３０代より性にアグレッシブになる人も、けっこう多いみたいです」