いくつになっても女でいたい

飲食店パートの詩織さん（４８）は「性欲が高まったというより、セックスにためらいがなくなったということかもしれませんが」と前置きして語ってくれた。

「お店でバイトをしているＭ君（２１）と飲みに行ったとき、童貞だと打ち明けられたんです。“私みたいなおばさんでよければ、お相手するけど？”と聞くと、コクンとうなずくんです。お酒の勢いもあって“じゃあ、教えてあげる”って彼の手を握っていたんです。若い頃はたぶん、こんなふうに男性を誘うなんてできなかったけど、４０歳すぎると、“やっちゃえ～”ってなるんですねえ（笑）」

四十路人妻は“男の愛”を求めて最後の花を咲かせる――。「こんな熟女花を一度は摘み取ってみたい」と、のんきに考えている人もいる一方で、「自分のカミさんは大丈夫だろうか」と不安になる向きも多いのでは？

島田さんは「４０代人妻を浮気に走らせるのは、夫が妻を女として扱わなくなるため」と分析する。続けて、「結婚生活が長くなると、夫は妻に若い頃のような熱い思いを抱かなくなり、女としてではなく、“子どもの母親”や“妻”として見るようになります。ところが、女は何歳になっても“女として愛されたい”という思いがあるんです。このギャップが４０代妻の不倫の原因になっているのだと、私は思います」

島田さんによると「ご主人に“女”として愛されている奥さんは、めったに浮気はしない」というのだ。
「ところが、そうでない場合、奥さんが外で出会った男性は当然、女として接してくるわけですから。これで、ついフラッと不倫に走るケースが多いんです」

身に覚えのある読者諸兄は、さっそく今日からでも、奥様をデートに誘ってみては？