３歳になる子供がいる石川久美さん（３３）は、月に３～４回ぐらい、宅配便を受け取っているという。
「主人（３９＝会社員）の両親が、孫可愛さにちょこちょこ送ってくるんです。荷物を届けてくれるのはＭ（２９）という男性なんだけど、好みのタイプなんです。別に浮気をしようとか思っていなかったんだけど、ジジババたち（両親）から"送ったよ"と連絡があると、なんか妙にソワソワして、洋服も小綺麗なのを着るぐらいでした」

子供が生まれてからは、家と公園や幼稚園の往復。
「ときどき、外で配達中の彼と偶然会って会釈をしたりして。夫以外の男性と縁がないので小さな楽しみでした」
何度も顔を合わせていると、親近感も湧いてくる。
「基本的には住んでいる家で応対するわけでしょう？これって女心をくすぐる"微妙な距離感"なんです」

Ｍさんから「飲食店を開く夢があり、夜は隣り駅のバーでバイトをしている」と聞いたのは、半年ほど前。
「もう少し距離感を縮めたいと思い、最近、ママ仲間と飲んだとき、みんなで彼の店に行ったんです」
店での彼は黒いズボンに白いＹシャツ姿。
宅配のキリッとした制服姿とはまた違う魅力があった。
「あれに何かポーッとして（笑）。私だけ看板まで残り、独り暮らしの男性の部屋を見てみたいって無理いって、彼のアパートに……」
この夜、久美さんは結婚後初の浮気をしたという。

「最初は少し緊張したけど、ブヨブヨのダンナと違い、胸なんかもパンパン。アソコも元気で、触ると脈打つのがわかるぐらいなの」
硬く怒張したモノを突き入れられると、思わず背中にしがみついた。
「背中の筋肉もムキムキってしてて……。忘れてたけど、２０代って体力もあるんですね。もう最高でした」
そう振り返る久美さんは
「また押しかけちゃおうかしら」
と舌を出した……。