2019年にAVデビューをして以来、出演作品はベスト作品も含めると1000タイトル以上を誇り、いまでもFANZA月間AV女優ランキングの常連であり、ファンからは復活を求める声が絶えずあった。

そんな莉々はるかちゃんが、さらにキュートになり復活デビューを果たした。2年ぶりにカムバックを果たしたはるかちゃんに、これまでのこと、そして、これからのことなどをたっぷりと聞いてきた！

――お会いするのが実に3年ぶりで、2021年は何度か取材やインタビューをしました。なかでも思い出すのが、お笑いに造詣が深い莉々さんが注目する芸人さんを集めてネタを披露してもらう「ばーるか寄席」です。

「ありましたね(笑)」

――締めの挨拶で、「みなさん笑い疲れたと思うので、ゆっくり寝てください」と言っていたんですが、「ゆっくり寝てください」というのは恒例の言葉だったんですか？

「そんなこと言いましたっけ？」

――昼間のイベントでしたが、急に「ゆっくり寝てください」と言ったので、すごく覚えているんです。

「急に締めのコメントを求められ、どうしようと思っていたら、昼なのにそう言っちゃいました(笑)。やっぱりお笑いライブで笑ったら疲れるんですよ」

――当時のレポートを見ると、すごくいい顔をしています。その言葉の謎が3年越しに解決して、本当にゆっくり寝られます(笑)。Xには「莉々はるか(元稲場るか)」と書いてあるように、みなさんご存じだと思うんです。以前はその芸名から「ばーるか」ちゃんと呼ばれていましたが、現在のニックネームは決まっているんですか？

「いまはまだちゃんと決めていなくて、私が呼ばれたいのは『りっさん』なんです。でも、イメージと違いすぎるので、やっぱり馴染まないよって思う人は、『はーるか』ですかね(笑)。でも、以前と同じように『ばーるか』でもいいです(笑)」

事務所社長　「りーるか」という候補もありました。

「『りーるか』はあんまり好きじゃないんですよ(笑)。ラ行が多いんです。撮影現場では『りりネキ』って呼んでくれるメイクさんもいるんです」

――「ネキ」＝「姉貴」ですよね。まだまだロリのイメージなので、「ネキ」ではないですよ(笑)。ニックネームは自然に決まりますから、ファンの反応を見ましょう。ところで、再び会えて嬉しいんですが、いなくなっていた時は引退でしたか？　それとも休業でしたか？

「もともとは休業の予定だったんですけど、気持ち的に『戻らないなあ』ってなってしまい、ネットのnoteには『引退』って書きました（注・noteは現在、見られません）」

――それが2022年の10月でした。

「休業って言った時も、ほぼ戻らないなって思いながら、休業しますって言ったんです」

――なんとなくフェイドアウトしていく予定したか？

「そうですね」

――はっきりとした引退宣言はしにくかったですか？

「気持ちが変わりやすいので、保険をかけての休業でした」

――それはいいことですよ。プロレスラーとAV女優は何回復帰してもいいんです。

「プロレスラーと一緒(笑)」

――日本人の気質として、「一度、引退したのに復帰かよ」って思うんですけど、プロレスラーとAV女優はファンが逆に喜ぶんです。休んでいる期間はなにをしていたんですか？

「引退してからなにをやりたいとかが具体的になくて、やることをなにも決めていなかったんです。だから、とりあえずバイトをするかと思いバイトをしたんですけど、その『とりあえずバイトをするか』が、ずっと続いていました」

――バイトはなにをしていたんですか？

「焼肉屋でバイトをしていました」

――モテませんでしたか？

「モテなかったですけど、店長に軽いセクハラをされていました。私にとってはセクハラの範疇ではなかったんですけど（笑）」

――最低な店長ですね。日常に戻った生活はどうでしたか？

「撮影をしていない日々だけみたいな感じでした」

――バイトに行くのが面倒とかはなかったですか？

「バイトは週3、ランチの時間だけだったので大丈夫でした」

――ランチタイムにこんなかわいい子がいたら驚きますよ。お笑いの趣味は変わりませんか？

「お笑いは変わらず好きですね」

――M-1グランプリの放送日になると、莉々さんのXに注目が集まるんです。それくらいお笑いには造詣が深いんです。

「まだブレイクしていない人のライブを観ているんです」

――また「ばーるか寄席」はやってほしいです。そして、2023年の12月にXで突如、活動再開を宣言して、ファンを喜ばせました！（https://x.com/ririharuka_/status/1730528881562771886）

「突如です」