――印象に残った作品や思い出の作品はありますか？

「タイトル名が長いんですけど『【VR】SOD女子社員 柴崎はる初VR 『もしも僕がSODに入社したら…同期のグッズ事業部 柴崎はるとこっそり社内恋愛！！ はるちゃんからのお願いでおナホのモニター調査「ねぇ、私のナカとおもちゃのナカほんとはどっちが気持ちいいの？」新商品開発のプレゼンに向けて…』が思い出に残っています」

――初VR作品ですね。

「同僚の彼氏と残業中にセックスしちゃうんです。オナホールを彼氏に試して、『そのオナホールと、私の中ではどっちが気持ちいい？』って迫るんです」

――夢のような会社です(笑)。オナホールは彼氏に試して、どういう感想をもらいましたか？

「『どっちも気持ちいい』って言われたので、私がヤキモチを焼いちゃいました。VRなので、もちろん彼氏は設定でVRを観ているユーザーさんのことを彼氏と思い演じましたよ」

――柴崎さんがいたグッズ事業部のオナホールをAVで使った時は嬉しかったですか？

「作品内で自分が作ったオナホールに触れてもらえるのは嬉しかったです」

――そのVR作品をきっかけに売り上げがアップすればよかったんですけどね。

「商品を出す手前までの段階しかいけなかったので、 実際、世には出なかったんです。試作段階の時点でグッズ事業部がなくなっちゃいました」

――出演者としては恵まれていたけど、社員として恵まれていなかったんですね。

「頑張りが足りなかったんでしょうね」

――いえいえ、そんなことはないですけど、出演者として人気があるからいいじゃないですか。VRはやってみてどうでしたか？

「VR撮影はたくさん制作部の社員が周りにいるけど、1人でずっとカメラに向かってしゃべるんです。その光景がこんなに恥ずかしいんだって思いましたし、私はなにをやっているんだろうっていう気持ちになりました(笑)」

――独り芝居ですからね。

「でも、すごい楽しかったです」

――普通の撮影とVR撮影ではどっちがやりやすいですか？

「どっちもすごい楽しいです。VRはまたやらせてもらいたいなって思っています。それくらい楽しかったです」

――VRは出演者、制作者どちらの観点からも、どういう撮影をしたいですか？

「これまで私が出させてもらった2作品は献身的で従順そうな女の子だったんですけど、淫語を連発する痴女っぽいVRに出たいです」

――女性が引っ張っていくのはVRの特性ですからね。淫語はスラスラと出てきますか？

「全然出てこないので、勉強しないとって思っています」

――VR撮影は目線がずれるからカンペは出しにくいですよね。だから、すんなり淫語が出てこないと上手く撮影が進まないです。

「痴女を作品でやったことがないので、どういう感じになるんだろう(笑)。でも、いきなりVRで痴女をやりたいです」

――期待します。また制作部の企画としても出してください。

「あとは『グッズ事業部 柴崎はる マジックミラー号に初めてのドキドキ乗車！リモバイをいれて、マン汁ダラダラで誘惑して逆ナンパ成功！？』も思い出深いです」

――『マジックミラー号』の出演時は髪型がかわいいですね。マッシュルームカットですが、この時の髪形の変化は一体、なにがあったんですか？

「新しい美容室に行って完全にミスられたんです。完全にミスられて、最初はこれよりヤバい髪型になっていたんです。だから、また新しい美容室行き、『なるべく人前に出られるくらいの髪形にしてください』とお願いをして、この髪形なったんです」

――ははは(笑)。リアルでいいです。すごくかわいいですよ。

「私も『わりといいんじゃない』って思いました」

――めちゃくちゃかわいいです。

「ありがとうございます」

――他の作品と違って髪形に目が行っちゃいましたから。そのエピソードは面白いです。そしてSODといえばマジックミラー号です。

「はい、念願のマジックミラー号でした」

――入社前からマジックミラー号の存在は知っていましたか？

「存在は知ってたんですけど、見たことはなかったので、この日初めて実物を見せてもらいすごく感動しました」

――私もイベント取材で中に入りましたが、意外と狭いですよね。

「意外と狭いです」