本日10月15日は「いちごの日」でございます。「全国いちご消費拡大協議会」が毎月15日をいちごの日と制定されまして、日付は「いち（1）ご（5）」（苺）と読む語呂合わせに由来しています。

　皆様がいちごと聞いて思い浮かべるものは何でしょうか？　いちごには私が中学一年生の時の淡い思い出があります。

　それは『いちご100%』という漫画でございます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが『いちご100％』は2002年に刊行された少年向け漫画で、2人のメインヒロインと主人公の恋模様を描いた作品なのですが、当時まだ青臭かった少年達に衝撃を与えた作品なのでした。

　遡ること15年程前、当時野球少年だった私は、漫画文化には触れたことすらなかったので、クラスメイトの男子達の漫画やアニメの話に全くついていけませんでした。

　なんとなく彼らの会話に合わせていると1人の男子がボソッと「お前いちご好き？」と聞いてきました。私は果物のいちごのことかと思い、「結構好きだよ」と答えると周りがざわつき、次の瞬間男子達は大爆笑。「変態野郎！むっつりすけべ！」などと野次が飛び、私は羞恥心でいっぱいになりました。

　何が起こったのかと動揺していると、1人の男子が私にこの『いちご100％』という漫画をそっと差し出してくれました。漫画の読み方をあまり知らなかった私はパラパラとページをめくっていくと、そこには美少女のいちごのパンツのパンチラの絵があったのでした。

　何ページも何ページもラッキースケベの宝庫となっているその漫画は、一度見てしまった思春期の私の脳裏に、しっかりと「いちごのパンツ」を焼き付けてしまったのです。

　当時は、エロというものにだんだん関心を持ち始めた少年たちがコソコソと『いちご100％』を回し読みするのが通例でしたが、刺激が強すぎてなかなか読み進められないという事件も勃発するほど当時の私たちには刺激的なものでした。

　実際、少年向け漫画でお色気シーンや恋愛要素があるものは性行為が描かれていることは少なく、下着姿の描写やハプニングポロリがあるかないかくらいなので、まだ未知の女性の世界への妄想を掻き立ててくれたもので『ふたりエッチ』やその他青年漫画は罪の意識が芽生えてしまうほど刺激的で手にするだけで震えてしまう為、このくらいのエロが心地よかったのです。

　といっても興味よりも恥ずかしさが勝ってしまいちゃんと読むことができなかったのですが、、、

　また、こういったちょっとエロい漫画の話になると上がってくる作品が、思春期の少年たちのバイブル、I’’s（アイズ）です。I‘’sは男子の脳内を再現したような、妄想と上手くいかない現実が描かれていて、出てくる美少女達は男性の理想と言っていいほど純情な女性達で、ヒロインに恋してしまう少年たちも多かったと思います。大人になってからも理想を捨てきれない男性も多く、私の友達は当時の彼女に、I‘’sに出てくる女を見習ってくれと言ってしまい喧嘩になり、家にあったI‘’s全巻と共に彼女は出ていってしまったそうです。

10月15日のエロ言葉：「強くなりたくば喰らえ！喰らって喰らって喰らい尽くせッッ！」

私のおすすめの漫画は、刃牙～SAGA～です。刃牙はこれしか見ていません。最強による最強の性の闘いが読めますよ。

【リボルバー・ヘッドプロフィール】

吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録（4367本）越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter（ @RevolverHead01 ）にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。