【最初から神！　白木優子さんの誕生秘話】

さて、それではさっそく白木優子さんにお話をお伺いしていきましょう。

白木さん、まずはマドンナ専属100本達成おめでとうございます。

「ありがとうございます。正直、とても嬉しいです」

まずは勉強不足の読者のために白木さんがデビューした年月日を教えてください。

「はい。2012年７月です。私が36歳の時でした」

なんと！　およそ９年も前のことだったんですね。当時の社会情勢は、どんな感じだったんでしょうか？

「えっ、社会情勢ですか？　確か『美魔女』って言葉が流行している時代だったと思いますけど……」

やはりそうでしたか。つまり白木さんは熟女ブーム真っ只中にデビューしたことになりますな。

そこからここまで勝ち残り続けてきたわけですから、どエライことです。

ところで、白木さんは女優さんになる前は、何をされていたんですか？

「もともとはエキストラの仕事をしていました」

なんと！　こんな妖艶な方が、ただの通行人だったとは驚きです。

どうしてAV女優さんになろうと思ったんですか？

「役者の道には興味があったんですけど、脱いでダメならやめようって思ったんです」

なるほど。かくして女優・白木優子さんの誕生ということになったんですな。

「それがですね、女優になって『白木優子』という名前は決まったんですけど、なかなか仕事の話が来なかったんですよ」

なんですと？　白木さんを塩漬けにするなんて言語道断です。

「いえいえ違うんです。私も後から知ったんですが、その頃スタッフの方々が私をどうやって売っていくのかを結構、真剣に考えてくれていたみたいなんですよね。どうやらそれで時間がかかったみたいなんです（笑）」

なるほど。そうだったんですか。

「そうなんですよぉ。それで、ようやく仕事が決まったと思ったら、今度は集合時間が朝の６時だっていうでしょ。だから私、てっきりまたエキストラの仕事かと思ってたんです」

えっ。自分のデビュー作なのにエキストラで呼ばれたと思ったんですか？

「そうです。だってエッチな撮影を、まさか朝っぱらからやるとは思わないじゃないですか」

ああっ！　確かにそうですよね。AVのことをまったく知らない方からしてみれば、セックスは夜に撮影をしていると思いこんでも無理はありません。

「だから現場に行ってもずっと自分はエキストラだと思い込んでいて“今日は出番まで何時間待たされるのかな”なんて考えてました」

なんと……。絶句です。白木さんたら、意外にもサザエさんみたいな方だったんですね。

それで？　いつ自分のデビュー作だって気がついたんですか？

「実は、キスの最中に初めて私だけの作品だと気がついたんです」

おわっち！　もはやサザエさん以下です。人間よりも反応が遅い恐竜だってもう少し早く自分の置かれた状況に気が付くに違いありません。

ちなみに初めてのAV撮影はどうでしたか？

「やっぱり最初は人前で裸になることには抵抗がありましたけど、ものの５分で慣れましたね。だから、ものすごく楽しくて、気持ちよーくデビューすることができたんです」

なるほど。それがこちらの作品ですね。

『人妻、初撮り。白木優子』（マドンナ）

いやはや。白木さんはこの当時から腰人並み外れた色気があったんですね。

「ありがとうございます。でも、100作目の記念作品を作るにあたってデビュー作を久しぶりを観たんですけど、あまりにもセックスが下手なんだろって驚いちゃいました」

そうですか？　その割にはカメラアングルをしっかりと意識しながらプレイを楽しんでいるように見えますよ。後背位だって男優さんに後ろから突かれながらも「キスのおねだり」をしているじゃないですか。タイトルが「人妻初撮り」なのに困ったもんです。

「ええっ！　そうですか？　それはたぶん元がエキストラだから普通の新人さんより順応性が高かったんだと思います。ただ……」

んん？　ただ……？　ただなんです？

「今も昔もセックスに対する欲が強いことだけは確かです」

あわわわわっ！ あまりの妖艶さに腰が抜けそうです。

どうやら白木さんはデビュー当時から天賦の才に恵まれていたようです。

次のコーナーでは、そんな白木さんの「エロスの変遷」について聞いてみたいと思います。

気の弱い方やチビリやすい方は、トイレを済ませて「救心」を用意してからお楽しみください。