世間一般的には、11月9日は消防庁が制定した「119番の日」ですが、私にとっては「SOD作品を愛でる日」でございます。

何故11月9日が、「SOD作品を愛でる日」かと申しますと、私は昨年のこの日に、SOD本社にて、おそらく私の芸人人生で最初で最後になるであろう「単独ライブ」を開催させて頂いたのです。

そこでSOD関係者様やご来場頂きましたお客様、そして会場のSOD本社ビルに感謝して、11月9日はSOD作品をたっぷり観る一日にしようと「SOD作品を愛でる日」に制定いたしました。

ちなみにこの単独ライブでは、ありがたいことに大勢のAV好きのお客様に会場を埋め尽くして頂き、何を言っても大爆笑に包まれるという、夢のような時間を過ごさせて頂きました。

持ちネタのAVあるあるで「童貞くんの家にヤリマンギャル溜まりがち」や「時が止まる作品のパッケージは女の子がピースして落書きされてスクワットしがち」とか「エステもので、エステティシャンはキンタマに毒素が溜まっているので抜いてスッキリしましょう！と言いがち」などのネタを披露したら地響きが聞こえてくる程ウケました。

AV大喜利のコーナーでは、「AV男優だけでオリンピック開催。どんな競技がある？」というお題で、「加藤走り鷹跳び」と答えると、これまた大爆笑を越える爆笑を頂いた次第です。

このことで自信を付けた私は勢いに乗って、翌日満を持して全く同じネタを女性客が8割の渋谷のホールでやったのですが、大スベリしたことは言うまでもありません。完全に、井の中の蛙でした。

なお、爆笑をかっさらい続けたこの単独ライブで、最も笑いを取ったのは私ではございませんでした。

ゲストで来てくれた、デリヘル漫談を得意とする“プロのデリヘリスト”セクシー川田さんです。

川田さんはゲームコーナー中に、あやまって履いていたスカートがめくれて、キンタマがお客様に見えそうになってしまったのです。

この事件は作り込んだネタよりも、ハプニング的な笑いの方が爆発力があるのだと、勉強させてもらった貴重な経験となりました。

デリヘル漫談が気になるという方は、ぜひセクシー川田さん（ @sexykawata ）を調べて見て下さい。真摯にデリヘルと向き合う男の生き様が詰まった最高のネタです。

11月9日のエロ言葉：「全裸シリーズ」

「全裸シリーズ」とは、あまたあるSOD作品の中でも累計10万本ほど売れたと言われる大ヒットシリーズ。女優が全裸で何事もないかのようにスポーツなどをし「ＳＥＸシーンがないとＡＶとして商品にならない」というAV業界の常識を打ち破った作品である。「全裸バレーボール」、「全裸オーケストラ」など様々な「全裸○○」があり、「全裸引越し」では SOD本社が舞台となった。

【リボルバー・ヘッドプロフィール】

吉本興業所属のAV大好き芸人。芸歴5年目。握手会でお会いした女優さんは200名以上。過去、観た作品数はイチロー選手の安打世界記録（4367本）越え。SOD本社で単独ライブ開催。ネタは、50音全ての女優、男優、監督さんの紹介ギャグやAVあるある、AV紙芝居など。毎日Twitter（ @RevolverHead01 ）にて、毎日AV界情報番組ヒルヌキ&レビューを投稿。主に、渋谷∞ホールや神保町花月で活動している。