【塩見彩さんがAVにデビューした衝撃の理由】

さっそくですが塩見さん、このパッケージに書いてあるおかしな文言は本当なんでしょうか？

「はい。本当です」

嗚呼、なんということでしょう。まるで江戸川乱歩の小説の中の出来事のようです。

おそらく、今の記者の心境は虫も殺さぬような顔をした深窓の令嬢が実は淫獣だったことを知ってしまった金田一耕助とほぼ同じです。

塩見さん。

「はい、なんでしょう？」

ここで改めてお伺いしたいのですが、塩見さんがAVの世界に入ってきた理由はなんでしょう？

「はい。もっとマゾを楽しみたくて、この道に足を踏み入れました」

オゥ……ッ。わかっていたこととはいえ、実際にご本人に言われるとゾクゾクしますな。

念のために確認ですが、まさか銀座の変態ジジイ達も一緒に連れてきたわけではありますまいな。

「いいえ、その方々は置いてきました（笑）」

それを聞いて少し安心しました。

しかし、まだまだ枕を高くしては眠れません。もう一つ大きな疑問が残っています。

それは「なにゆえに塩見さんのような淑やかな女性がMに目覚めたのか」ということです。

そこで夕やけ大衆では彼女がいかにしてMになったのかを丁寧に追求してみたいと思います。

【夕やけ大衆が徹底取材した塩見彩さんのお人柄】

塩見さんがMに目覚めた原因を究明するためには、まず「彼女がどういう女性なのか」を知らなければなりません。

まずは手始めに、軽くご趣味などを聞いてみましょう。

ちなみに手元のプロフィールにはご趣味が料理と旅行と美容とあります。

塩見さん、まずは料理とマゾの共通点を教えてください。

「共通点はありません（笑）。料理は中学生くらいから自分で作るようになったんですが、最近では主にお酒を飲むためのおつまみを作ることが多いですね」

なんと。塩見さんはお酒をよく嗜まれるんですか？

「はい。好きですね。１回の飲酒でワインなら１本、日本酒なら４、５合は飲みますね」

それはかなりお強いですね。お酒の強さとマゾは比例するものなんでしょうか？

「あまり関係ないと思います（笑）」

そうでしたか。

ちなみに普段お酒を飲んでいる時はどんなことをしてるんですか？　塩見さんの雰囲気的にはクラッシック音楽などを聴きながらリルケの詩集などを読んでいるようなイメージですが？

「お酒を飲んでいる時は大体ゲームをしてますね。暇な時は昼間から飲んで、気がついたら日が暮れていたなんてこともよくあります」

すごい集中力ですね。普通の人なら途中でお酒もゲームも飽きてしまいます。

「そうですかねぇ……。でも一度何かをやりはじめると徹底的にやらないとすまない性格かもしれません」

なるほど。旅行のほうはどうですか？

「そちらも同じですね。一度外出しはじめるとほとんど家にいなくなります（笑）」

なんと。塩見さんがよく行かれる場所はどこですか？

「温泉に行くのが好きですね」

おっと。ここでもう一つのご趣味である「美容」とつながってきそうですね。

「そうですね。温泉にゆっくり浸かってからマッサージを受けたりお酒を飲むのが好きです」

そのほかに美容に関することは何かしていますか？

「はい。ちょっと世間一般的な美容とは違うかもしれませんが、キックボクシングを習っています」

えっ！　キックボクシングですか？　なにゆえにキックボクシングを？

「はい。純粋に強くなりたかったんです」

そうなんですか！　お顔に似合わず勇ましいんですね。

じゃあ、塩見さんの今現在のマイブームは酒と温泉とキックボックシングになりますね。

うーむ。これだけ聞くと、かなりヤバい人です。

「あの……」

はい、なんでしょう？

「マイブームということであれば、今はちょっと違います」

なんですと？　ほかに何をしていらっしゃるんですか？

「はい。今現在は暇があればアフタヌーンティーを楽しんでいます」

なんですかそれは？

「簡単に言えば、シティホテルのラウンジなどでお茶を飲みながらお菓子やケーキを楽しむことです」

そいつはかなりセレブですね。美しい塩見さんにぴったりです。

しかし、おかげさまでますます塩見さんのことがよくわからなくなってきてしまいました。

実際、どのご趣味もマゾや変態とは関係なさそうです。

いったい何が塩見さんを「色欲マゾお姉さん」に変えてしまったのでしょうか。

次のコーナーでは、いよいよその真相が明らかになります。

続きをお楽しみください。