どうしてハメ撮りは絶対に嫌なの？？

もっとも多かったのが

• 「気が散る」
• 「やったことがある。でも冷める」
• 「集中できなさそう」
• 「リスク高そう。お願いされたことあるけど断りました。撮られてると行為に集中できません（笑）」

っというふうに『ハメ撮り』という行為自体に興奮を覚えない。むしろ気になってしまって興奮が冷めてしまう、という意見。

中には「興奮しないしムカつく」とまで言う女性も。

ムカつく……相手だけ興奮して自分が置いてけぼりになってしまっていることに腹が立つということでしょうか。『ハメ撮り』しても楽しくも気持ちよくもないならば、あまり気乗りしないのも、致し方ありません。

次に嫌な理由として多かったのは、やはり“リスク”。

• 「気持ちが悪い、リスクの高いことをしようとする感覚が理解出来ない」
• 「流出などが怖いため絶対嫌」

と警戒心が働く様子。

「交際相手に同意なしに撮られたことがあるが、別れ際に揉めたので、しばらくの間は気が気ではなかった」と実際にハラハラした経験者も。「自分たちで楽しむならいいですが、SNSにあげるのはちょっと……」って、そりゃそうですよね（苦笑）。

「彼氏とか、安全そうな関係ならやってみたいです。写真はやってました」という女性もいるので、どれだけ信頼関係にあるかがキモかもしれません。

女性側の自意識の問題もあるようです。

• 「やっことがないしやりたくもない。録音した自分の声を聞きたくないのと同じ嫌悪感」
• 「綺麗に撮れなさそう」
• 「リスクが高いのは前提として、『撮る』ということは『後で見る』ということだと思いますが、自分の身体も顔も最中の声も、絶対に客観視したくないので嫌です。相手が一人で見るのだとしても嫌。昔『今リアルタイムで、ハメている結合部のアップを自分から見える角度以外からも、カメラを通して眺めることでもっと興奮したい』と言われた時には、なるほど～！　と思いました。鏡的な使い方……でもこれ撮ってはいないので、ハメ撮りではないですね……」

と、とにかく自分がセックスしている姿を直視したくないという人たちも、一定数存在するのです。

ただし、

• 「自分の顔と声なしなら……」
• 「今まで何人にも何回もされてきましたが、いざ自分が撮られてるのを見せられるところって、恥ずかしくてつらいので、こちら(女性)アングルで騎乗位ハメ撮りを撮って、オナニーのおかずにしていたことがありました」

と、『撮られるのは嫌だけど撮るのはOK』という女性もいるので、もしもあなたがハメ撮られたいという願望がある場合は、キチンとその旨を説明して頼んでみるのもアリかも……。

それでも、『どうしてもハメ撮りがしたい』場合は…

「やったことあるし、興奮するのですが、そのあとに『これを晒すぞ』などのリスクがあるのでオススメしないです。１回目ハメ撮り→2回目それを見てセックス。見た後に消して貰うが一番です」

「流出しなければ（自分のカメラで撮るなど）やってもいいというスタンスだが、今の彼氏がハメ撮りする人で後で画像もらったら興奮したからやってもいい派」

というように、消すことをあらかじめ条件として盛り込んだり、女性側のカメラを使うことで彼女の心のハードルは下がるかもしれません。

『ハメ撮り』をシブる彼女の同意を取る方法として、参考になりますと幸いです！

大泉りか（おおいずみ・りか）

東京都練馬区出身。キャバ嬢やSMショーのM女などの経歴を経て、2003年、自伝的小説『ファック・ミー・テンダー』（講談社）で作家デビュー。

写真©みならい

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