岩井志麻子の性感帯探索術！

塾講師の奈津さん（３２）は「今でも忘れられないキス上手の男性がいる」と、頬を赤らめながら話す。
「本当にキスだけでトロトロになるんです。舌と舌を絡み合わせるだけでなく、歯茎みたいなツルンとした所を、舌先で舐め回されるんです。これがもう最高に気持ちよくて、キスだけでイクこともあります」
口の性感は指でも感じるようになり、バックの体勢でするときに、口の中に指を入れられ、歯茎などを撫でられると、「ヨダレを垂らして悶えちゃった（笑）」（前同）というほどなのだ。

体には、「生物的に快感を感じる部位」が、もう一つある。それは、“出す快感”があるアナルだ。「アナル愛撫に弱いんです」と俯きながら小声で話すのは、生保レディの祐美さん（２９）だ。
「アソコをイジられたあと、愛液をアナルに塗りながら、いじってくる男性っているじゃないですか。あれをされると、アワワワ～って状態になっちゃう（笑）。最近、彼が指先をアナルにチロチロッと出し入れしてくるんですが、なんだかダブルで犯されているような感じで、頭の中がすぐに真っ白になっちゃう」
“生物的快感スポット”である口とアナルは、我々男性陣が一度はトライする必要があるようだ。

今回、ショップ店員などの立ち仕事が多い女性に取材をすると、彼女たちには意外な共通点があることも分かった。
なんと、ふくらはぎや足首が感じる、という女性が多かったのだ。

ファミレスでウェイトレスをする悦子さん（３５）は、「膝の裏に性感帯がある」とまで言うのだ。
「彼が私をうつ伏せにしてお尻を強く揉みしだきながら、膝の裏を舐めることがあるんだけど、これでほとんどイッちゃったことがあったんですよ」
立ち仕事の女性には、とりあえず足を攻めてみる。これも、女性をイカせる有効な一手のようだ。

最後に、性感帯を探したり開発するときの狙い目を前出の岩井さんに聞いた。
「男性は乳首や太ももなどを攻めたがるんですが、女性は意外と耳や唇、うなじなどの首から上が感じるという人が多いんです。男性は、女性の心と体をとろかせる性感帯を探しまくってください！」
女体とは性感帯の塊であり、男の開発次第で、いかようにも感じさせることができる。
新たな悦びを見つけていただきたい