いつも以上に太く感じられる

世のご婦人がもっとも嫌うであろう"即挿入"を彼女は嫌がるどころか、求めているのだ。その驚愕の必殺セックステクは、まるで天から降ってきたように授かったという。

「あれは『朝から晩まで挿れっぱなしチ○ポ大乱交』というＡＶの現場でした。まだ監督やスタッフさんに挨拶もしていないのに、いきなり男優さんが現れて、有無も言わさず、立ちバックで挿れてきたんです」

いわゆるドッキリＡＶだったのだが、何も知らされていなかった彼女は大慌て。当然、アソコも濡れておらず、

「ナカもほぐれていないから、オチ○チンがいつも以上に太く感じられて、ホント、メリメリメリ～と音がしそうな勢いでした。すごい圧迫感があって、ナカをムリヤリ押し広げられていくんです……」

ＡＶの現場とはいえ、レイプをされている感覚だ。

しかし、ヒロインはピンチのときこそ、目覚めるもの。

「ナカがほぐれてないから、オチ○チンの形や、奥のどのあたりに当たっているのかまでハッキリとわかるんです。不思議と痛みはなくて、変な感覚になりました」

セックスをしているのに、体がついていかない……なんともチグハグな状態に戸惑いながらも、茉莉奈さんは自分の体内の変化に気づき始めた。ペニスが根元まで突き刺さると、「最初は気持ちいいというか、ただ串刺しにされている感覚。ちゃんと愛撫されて挿れられたときの快感を１００％としたら、この時点ではまだ３０％ぐらいしか高まっていないんです。それでも男優さんは激しく突いてくるから、次第にナカがなじんできちゃうんですね。そしたら……」

旦那以外のペニスを強引にねじ込まれても、そこは悲しいかな、女の性。肉棒の形がフィットしてきて、ついに女神は最強の必殺技を手に入れたのだ。

「ズーン！　って感じで一気に気持ち良さが湧き上がってきたんです。それは通常では感じられない快感でした。思わず、"え？　なに、これ？　あああん！"って戸惑いの声が出てしまったんです。そしてずっとチグハグだった体と心がピタッとリンクした瞬間、キタッ！　って叫んで、私は瞬く間にイッてしまったんです」

一方、男優も"未開拓"のキツキツマ○コが快感の収縮を繰り返したせいか、恐ろしい快感に襲われたようだ。このとき、男優が叫んだ言葉が、この技のすさまじさを物語っていた。

「うおおお、腰が止まらなくなるよぉ～！」

茉莉奈さんがこう言う。

「夫とはセックスレス気味でしたが、"前戯なしセックス"を覚えてからは、前戯なんていらないから早く挿れて、とオネダリするようになりました。そのおかげか、夫も最近は"面倒臭い"とか"疲れている"とか言わなくなりました。ただ、私はこんな技を覚えてしまったせいで、街ですれ違うステキな男性の股間を見るたび、"即挿れして"って、つぶやいちゃうの！」

こんな色っぽい眼差しで「即挿れして……」とささかれた時点で、男なら誰でもノックアウトだ。

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