PART1 やり方次第で高感度アップも夢じゃない　女心を揺さぶるメール作法

メールの書き方、出し方次第で、落ちない女性も落ちるという。
はたして、本当にそんなことがあるものか――。

男女の性と恋愛に詳しい女流作家の菊池美佳子さんは、「十分ありうると思います」と語り、こう続ける。
「明るくエッチな男性はモテますからね。多少ストレートすぎる下ネタ満載のメールに、"かわいい人だな"と母性本能をくすぐられ、"カラダを許してもいいかな"と思ってしまう女性だって、少なくないと思います」

実際に菊池さんの知人の男性は、次のようなメールでイイ思いをしたという。
「有名な焼き鳥屋さんに女性を連れていくことになって、〈あまりのおいしさに、俺に抱かれたくなるぜ！〉というメールを送ったところ、女性から〈アハハ、そんなにハードル上げて大丈夫？〉と好反応を得ることに成功したようです。実際に焼き鳥を２～３本食べたところで、"本当においしかったから……いいよ"と言わせたということでした」

なぜ、こんなエッチなミラクルが起きたのか。
「女性は、最初のメールが好印象だったところへもってきて、"メールのとおり焼き鳥がおいしかったから"という大義名分ができたので、ＯＫが出しやすくなったんでしょう。焼き鳥以外、いくらでも応用が利くので、大いに参考にするべきですね」（菊池さん）
そこで知りたいのが、初デートにこぎつけるためのメール。
なんとかメアドをゲットしたものの、デートにつなげるには、どんなメールが効果的なのか。

この後、２０００回以上の合コンを通じ、多くの男女の出会いを目の当たりにしてきた"合コンシェルジュ"の絵音（えのん）さんのアドバイスを聞こう。
「たとえば、飲み会で複数の女性参加者とメール交換をしたら、本命の女性には、飲み会の余韻が残っているその日のうちに送りましょう。それ以外の女性には翌日以降にと、メールを送るタイミングや、メールの文字量などに差をつけてください」

絵音さんがコッソリ漏らすには、女性たちは飲み会後に報告会を行っているため、どの男性からどんなメールが来たか、実は、全員に筒抜けとなっているという。
「そこで、自分だけいい扱いだとわかると、女性はそれだけで気持ちが高まり、その男性を意識するようになるんです」

その後の、メールのやりとりについてだが、「女性はマメな男性に弱いのは事実ですが、まだ単なる知り合いレベルの男性からの頻繁すぎるメールは負担でしかありません。基本的には、女性からのメールのペース、文字量に合わせ、やりとりを続けていくことが重要ですね」

では、どんな内容のメールを送ればいいのか。
「まずは、飲み会で女性が話していたことについて、話を膨らませていくのがいいでしょうね。"私の話を、ちゃんと聞いてくれていたんだ"と好印象です」

非常に大事なのが、初デートのあとのメールだという。
「優しい男性は、女性が送るより先に〈今日はありがとう〉と送ってしまいがちですが、誘ってごちそうしたうえに、そこまで下手（したて）に出てしまうと、女性にとっては単なる"イイ人"で終わってしまう可能性があるんです」

一度"イイ人"に分類されてしまうと、二度と本命に浮上することはないというのだ。
「送るなら、むしろ〈無事に着いた？〉と安否を気遣う内容にすべきですね」
なるほど！
まずは、この"正攻法"をマスターするべし！