――初めてボッキしたチ〇チンを見た感想は？

「意外とかわいかったです(笑)。初体験はちょっと痛いと聞いていたのですが、それよりも、いままで一人で気持ちよくしていたことが、二人での作業になったことに感動しました。だから、嬉しさの方が勝って、痛みはあまりトラウマにならなかったです」

――それはいい初体験です。愛撫はどうでしたか？

「自分で触るのとは全然違うから、高校生ながらもゾクゾクしました」

――いい表現ですね。そこからデビューまでの経験人数は？

「20人には届かないくらいかな」

――なかなかですね！　さすが人妻！

「男性と付き合っている時はその人に一途なんですけど、寝取られ行為が好きな方と付き合っていたことがあったんです」

――なるほど！

「その彼が私を誰かに寝取ってほしいって言うんですよ」

――そういう趣味の人がいたんですね。

「そこで一気に経験人数が増えたんです」

――祈さんが別の男性とエッチをしている時、その寝取られ好きな彼はどうしていたんですか？

「エッチの最後に少しだけ参加するけど、基本的には眺めていたり、いいところを動画に撮ったりしているんです」

――なかなか大人の嗜みですね。とはいえ、好きな彼氏の前でエッチをするのはイヤではなかったですか？

「全然イヤじゃなくて、むしろ嬉しかったです。さっき言ったように、男性が喜んでいる顔を見るのが本当に好きなんです。それに、私は好奇心が強いタイプだから、自分が知らなかったことができて、しかも自分が好きな人も楽しんでいるのを見ていると幸せなんです」

――寝取られプレイもすごいですが、さらに面白エッチエピソードはありますか？

「フェラチオをしている時に、彼氏が急に暴発しちゃったことがあります。無言のまま急に暴発したのでびっくりしました。精液が鼻に入ってむせましたよ（笑）。でも、それがまたかわいらしくて」

――いまでも忘れられないプレイはありますか？

「いまの夫と付き合っている時、冬なのに汗をかくぐらい激しいセックスをしたことです。クリスマスに私の家で過ごしていたんです。私は露出が多めのサンタの衣装を着て、最初はイチャイチャして脱がせたりしていたんですが、お互いに火がついて、愛のあるセックスに発展して燃えちゃいました。当時はワンルームだったから、大きな喘ぎ声も出せなくて・・・。でも、声が出ちゃって、それも相乗効果でさらに燃え上がりました」

――火がついたきっかけは何だったんですか？

「結婚を意識しはじめて、『この人とずっと一緒にいるんだろうな』という思いが芽生えた時期だったんです。それで、セックスに対する意識も変わったんだと思います。もう全部出してもいいかなって思い弾けたんですよ」

――それが結婚に繋がったのかもしれないですね。性癖はありますか？

「SもMもどっちもいけるんですけど、多分精神的にはMなんです。尽くすことが好きなのが性癖だから、逆に男性が気持ちよくされるのが好きだったら、痴女っぽく責めるのもできるし、逆にSっぽい人だったらイラマチオをされるのも好きです。基本的に舐めるのが好きなのかもしれないです(笑)」

――いいですね。性感帯は？

「乳首とクリトリスとオマ〇コの中は大好きです。あとはおへそを触られたり、舐められたりするのも好きなんです。直接の快感ではないんですけど、ちょっと変な感じがするんですよ。他の皮膚よりも、より体の中に近い感じがして、イヤな感じがするのに気持ちいいみたいな変な感覚なんです」

――分かります！　男性はアナルを舐められると、そういう感覚になります(笑)。あと好きな体位は？

「騎乗位と正常位かな。騎乗位は痴女っぽく責められるし、正常位は私の腰を持って、がっつり突かれるのが好きです」

――プライベートの性事情が分かったところで、デビュー作の話になります。「初セックス」、「お風呂でのプレイ」、「ハメ撮り」、「デートからのセックス」などですね。撮影時は結婚前とは言え婚約者がいる状態です。そこで知らない男性と初セックスをしてどうでしたか？

「イケないことをしているけど、気持ちよくなっちゃうのがすごく新鮮でした。それこそ物心がついたばかりの時にしていたオナニーを思い出すような感覚でした。してはいけないことなんですけど『気持ちいい！』、『どうしよう・・・』みたいな感情がありました。夫には罪悪感や背徳感があったけど、やっぱり楽しい気持ちが勝ってしまったんです」

――イヤらしいですね(笑)。

「でも、それだけではなくて、スタッフさんや監督さんたちと一緒に一つのエンタメを作ろうという、まっすぐな気持ちや熱意が感じられて、とても感動しました。『エロ＝気持ちいい』という考えはありますが、みなさんに届けるために全力で取り組むという現場の雰囲気が好きでした。デビュー作では、そうした思いに触れることができ、素晴らしい思い出になりましたし、これからも続けていきたいと思いました」

――いい話です！

「ちょっと感動的な話になっちゃいましたね(笑)」