――だから、ドキュメンタリー構成になってるんですね。この４年間の女優人生でやり残したことはありますか？

「ないです！　全部やり尽くしました！」

――AV女優の引退は悲しくて、身元も本名も隠しているので、その後の消息が途絶えるじゃないですか。でも、ちゃんよたさんの引退は次の段階に行くのでハッピーです。

「前向きなAV引退です。悪い引退ではないです」

――女子プロレスラーとしても、すごい位置に行っていますよね？

「自分では全然分からないですけど」

――普通にプロレス専門誌に載っていますよ！

「そうですね。最近は載っていますね。『週刊プロレス』のＸアカウントからもフォローされましたし、『週刊プロレス』の『プロレスラー選手名鑑』にも２年前ぐらいから載っています」

――あの名鑑に載るのはプロレスラーとしてのライセンスです。すごくいいの形でのAV引退なので前向きですか？

「前向きですね。毎日ハッピーです。それはAV女優を辞めたからハッピーというわけではなくて、自分の人生を自分でコントロールできているという気持ちがすごくあるからなんです」

――これまで、こういう形でのAV引退はなかったですからね。プロレスラーとして目指すベルトはありますか？

「特にここのベルトが欲しいというわけではないんですが、でも、そういうベルトのような分かりやすい成果は欲しいかなと思っています」

――ソフト・オン・デマンドに言葉はありますか？

「もう本当に感謝しかないですね。こういう活動ができたのはHANAYA（所属事務所）のおかげです。だから、いまの私になれたのは本当にソフト・オン・デマンドとHANAYAプロジェクトのおかげです」

――いいメーカーからデビューでき、いい事務所に所属していましたね。

「そうですね。専属女優期間も楽しくやらせていただきました。本当によかったです」

――今後は性欲をどうやって発散しますか？

「デビュー当時は頑張ってエロい話をしなきゃと思って、すごく話していました。例えば、『１日中、エッチをしています』とか言っていたんですが、最近はあまり性欲がないですね。減量して12キロぐらい体重を落とした影響もあるかもしれません。ふと暇な時に『ちょっとオナニーをやろうかな』と思ってやることはありますけど、それも１週間に１回とかなんです」

――あまり性欲がないんですか？

「AV女優として、こんなことを言っていいのか分からないですけど、最近はそこまで性欲がないんです。朝起きて、ご飯を食べて、筋トレをして、プロレスの練習をして、またご飯を食べて、という感じの生活をしています」

――プロレスラーは性欲旺盛のイメージがあるんですが。

「どうなんですかね？　巷だと性欲が強そうなイメージはありますけど、人による気がします。勝手なイメージですが、酒をめちゃくちゃ飲む人は性欲も強そうなイメージがありますね。私はそんなにお酒を飲まないんです。しかも、飲みに行ったりも全くしないので、最近は欲求があまりないです。美味しいものを食べたいという欲求はありますけど、物欲も性欲も最近あまりなくて、何にお金を使っているのかなと考えると、ジム代、パーソナルトレーニング代、日焼け代、あとは食費ですね」

――もうそれこそ筋トレ三昧ですね。

「筋トレですね」

――素晴らしいです。では、名残惜しいですが、最後に引退するにあたってメッセージをお願いします。

「４年間、作品を購入してくださったり、イベントに足を運んでくださったり、応援してくださったりと本当にありがとうございました。完全に存在が消えるわけではなく、次のステップに向けて頑張っていきますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。またどこかで会いましょう！」

【ちゃんよた　Chanyota】

• X：https://x.com/sym_yok
• Instagram：https://www.instagram.com/chanyota_6/

• インタビュー・構成：神楽坂文人　https://twitter.com/kagurazakabunji
• インタビュー協力：ソフト・オン・デマンド　https://www.sod.co.jp/
• HANAYA PROJECT　https://x.com/HANAYA_official