――その少女マンガを読んだ時はどういう気持ちになりましたか？

「最初はビックリしました」

――興奮もしましたか？

「興奮しました」

――その知識を得て、友達に話したり、自慢したりはしませんでしたか？

「恥ずかしいから、自分だけの秘密にしていて、友達にはエッチなことは知らないふりをしていました」

――でも、セックスという行為を知ったからには、自分の親や周りの大人もやっているんだってドキドキしませんでしたか？

「『本当にセックスをしているのかな？』って、こっそり親の寝室を覗きました(笑)」

――ははは(笑)。それは大胆ですね。

「でも、一度も見たことはなかったです」

――それはよかったです。もし見ていたらトラウマになります。でも、いまでも両親はセックスをしているかもしれないから、また覗いてくださいよ。

「やっているんですかね？」

――きっと、ななせちゃんよりも激しくやっていますよ(笑)。

「ははは(笑)。それはないと思います(笑)」

――話が少しそれてしまいましたが、セックスという行為は知ったんですが、その頃からオナニーはしていたんですか？

「オナニーとは知らずに5歳くらいからやっていました」

――どういう方法ですか？

「私の家だけ、シャワーの水圧が異常に強いんです」

――ははは（大爆笑）。「私の家だけ」、しかも「異常」ですか！？

「他のシャワーを使っても、どのシャワーよりも水圧が本当に強いんです」

――不思議な家です(笑)。それでシャワーをどうしたんですか？

「体を洗っていたら偶然アソコに水圧を感じたんです。そうしたら、なにか気持ちいいなと思ったんです」

――そこからはこっそり当てていたんですか？

「人前でしてはいけないこととは知らないから、親と一緒にお風呂に入った時にもアソコにシャワーを当てていたみたいです。それを見た親からは、めっちゃ怒られました(笑)」

――怒られちゃいましたか。その後はやめられたんですか？

「やめなかったです。あはは(笑)。でも、シャワーでするんじゃなくて、親の前でもアソコを手でイジっていたみたいです」

――シャワーを当てると気持ちいいことに気が付いたから、手でイジることも覚えたんですか？

「そうなんです。リビングのソファーの上でイジっていました。それを見た親から、『なにをしてるの！』って、また怒られたんです」

――そこまではっきりと怒るんですか。怒られたからにはやめられたんですか？

「それでも繰り返していたみたいで、途中で人前でしたらダメな行為と気が付き、隠れて自分の部屋でイジるようになりました」

――なかなかやめられないですね(笑)。快楽はすでに気が付いていますけど、それが「オナニー」という行為だと知ったのはいつですか？

「中学2年生くらいです。パソコンで調べて分かったんです」

――気が付いた時はどう思いましたか？

「腑に落ちました」

――上手い表現ですね。そこからオナニーは常習ですか？

「いまでも毎日する常習犯です(笑)。いまはバイブとローターとウーマナイザーを使っています」

――中も外も感じるんですか？

「中は入れなくて、クリトリスに当てているんです」

――オナニーは繰り返していたんですが、ついに迎えた初体験は何歳ですか？

「17歳の冬です」

――一番、青春な時期です。相手と場所は？

「一つ年上の先輩で、当時の彼氏でした。場所は相手の家です」

――全部が理想形だ。

「もう少女マンガみたいです(笑)」