【個性豊かなインテリ女子大生がAVデビュー】

　令和４年春。一人の現役女子大生が大手AVメーカー『ムーディーズ』よりデビューを果たしました。

　しかもこれが上玉中の上玉。記者も長いこと新人女優を見てきましたが、彼女ほど知性とエロスが混在した娘は、これまで見たことがありません。

　広い額と清潔に整えられたショートカットの髪。笑顔になると、やや三日月目になる愛らしい瞳。上品なシルエットを描く首から鎖骨にかけてのライン。ウイットに富んだその表情からは「勉強や仕事ができる女性」が醸し出すインテリジェンスなオーラが漂ってきます。ここまでのところ、彼女は誰が見たって理知的な「笑顔の天使」にしか見えません。

　しかし、記者は今回の取材を通じて、この同じ娘の中に、ある種の「悪魔的な性」が蠢いていることを発見してしまいました。ここから先の記事は夕やけ大衆では「初」となるドキュメンタリータッチになります。気を引き締めてお楽しみください。

【インテリ女子大生の深層心理を分析】

　さて、まずは謎のヴェールに包まれた件の女子大生のプロフィールをご紹介しましょう。

　お名前は宍戸里帆（ししどりほ）さん。ご出身地は東京で、現在は全国的にもかなり偏差値の高い大学の２年生です。

　身長は153センチと、やや小柄。スリーサイズは上からバスト87、ウエスト59、ヒップ86。ブラカップはなんと泣く子も黙るGカップです。

　そんな彼女がAV女優になろうと思った理由は「自分らしく生きるため」とのこと。

　最近では高学歴の女子大生がAV女優になるケースもだいぶ見受けられるようになりましたが、勉強ができてここまでかわいい娘の登場はかなりレアです。

　と、ここまでは世の一般的なオヤジ族でも「なるほどそんな娘がデビューしたのか」とうなずきますが、ここから先の話は、ちょっと様子がおかしい……。

　なんと宍戸さんたら、遠い目をしながら「中学生の頃からAV女優になりたかった」などとおっしゃるのです。

　大事なことなので、もう一度言います。

　彼女は普通の娘たちが保健体育の授業で、ようやくメンスやら男女の性器の仕組みを習い始めた頃に「AV女優になりたい」という夢を抱いていたのです。

　いくら宍戸さんが勉強のできる娘だったとしても、これはかなり進みすぎです。下手をすれば、学校の先生よりも上のレベルに到達してしまっている可能性も否めません。

　いったい彼女に何があったというのでしょうか。ここから先は記者と宍戸さんとの血で血を洗い、愛液を愛液で流すような緊迫した対話の模様をお楽しみください。

ーー宍戸さんは、中学生時代からAV女優になりたかったという夢を持っていらっしゃったということですが、このことについて記者は「なぜそのような思いに至ったのか」読者が納得するような答えを持って帰らねばなりません。

　そこで２、３お伺いしたいことがあるのですが、まずは宍戸さんの「秘密のご趣味」を教えていただけませんか？（記者＝以下同）

「そうですねぇ。夜に一人でレトロな喫茶店に行くことです」（宍戸さん＝以下同）

ーーえっ？　一人で？　しかも嫁入り前の娘がレトロで妖しい夜の喫茶店に？　宍戸さんはいったいそこで何をしているんですか？

「ただ周囲の人たちの話を聞きに行っているんです」

ーーつまり、盗み聞きを？

「いいえ、人間観察です」

ーーいったいどんな話を聞きたくてソコに行ってるんですか？

「なんかドキドキするような話です。先日は男の人が女の人に、どうやたら男性を虜にできるかのレクチャーをしてました」

ーーオゥ……ッ。なんて危険でスリリングなお遊びなんでしょう。しかし……、万が一国を揺るがすような話を聞いてしまったらどうするんですか？

「本当は、そういう話を待っているんです。実はあまり大きな声では言えませんが『夜の喫茶店日記』もつけているんですよ」

ーーがーん。どうやら、この娘は人の「秘め事」に並々ならぬ興味があるようです。そういった意味ではセックスも「人の秘め事」ですから「AVへの憧憬」にも繋がってきます。

　もう少し彼女に話を聞いてみましょう。

　宍戸さんは小さい頃はどんな娘でしたか？

「どちらかといえば人見知りなほうでしたね。運動も苦手だったので、家の中で絵を描いたり楽器を弾いているのが好きでした」

ーー楽器はどんなものを？

「習ったわけではなくて、見よう見真似ですけど、よくピアノを弾いてました。あとはギターも少しできます」

ーー他には？

「中学ではオーケストラに入っていて、オーボエとファゴットという楽器を扱っていました。あと、高校では軽音楽をやってました」

　うーむ。成長過程をお伺いする限りは、おとなしめの優等生といった感じです。ソコからはAVの「え」の字も感じられません。

　ただ、楽器が好きだということから、自分でコントロールしたものが思った通りの反応をすることに快楽を得るタイプだということが推察されます。果たして、彼女の「AV女優願望」はどこからきているのでしょうか。

　次は宍戸里帆さんの「性の目覚め」についてほじくり返してみたいと思います。