【令和の娘の意外な性嗜好】

　ここからはいよいよ宍戸里帆さんに「かなり立ち入った話」を聞いていきましょう。

ーー宍戸さんが初めてエロスに触れたのはいつ頃で、ソレはなんでしたか？

「小さい頃によく祖母の家に遊びに行っていたんですけど、そこに『ゴルゴ13』の漫画が置いてあったんです。その中にゴルゴが女を抱くシーンがあったんですが、それをみた時に体が熱くなるのを感じました」

ーー漫画とはいえ、危険な仕事をする男の「危険な情事」が宍戸さんのエロスとの最初の出会いだったんですね。

　ところで、当時の宍戸さんはゴルゴと相手の女性のどちらに、よりキョーレツなエロスを感じたんですか？

「女性のほうです。私は絵を描くのが好きだったんですけど、こんなに柔らかそうな裸体を描く人が世の中にいるんだと、胸がとても高鳴りました」

ーーなるほど。その後はどんなことにエロスを感じるようになりましたか？

「ドグラマグラです」

ーーゴルゴの次はドグラマグラですか？　それって宍戸さんの少女時代の話ですよね？

「はい。なぜか家にドグラマグラの本があったんです。当時はドグラマグラを好んで読んでいて、セリフを書き写したりもしてました」

ーーがーん。言葉で言うのは簡単ですが、幼い娘がドグラマグラの写本をしている姿を想像すると、かなりエグいものがあります。エグすぎて腰が抜けそうです。

「言われてみればそうかもしれませんね（笑）。でも、昔からそういう大正・昭和のエログロナンセンス的なものが、とても好きだったんです」

　読者の皆さん。ここにきてようやく宍戸さんが中学生時代にAV女優に憧れた理由がわかってきました。

　どうやら、宍戸さんがAV女優になりたかった理由はミーハー的なものでも、ただ単純にセックスが好きだという肉体的なものでもなく、エログロに対する興味から発露した極めて「精神世界的なもの」のようです。

　これは強いていえば「人間の性」を精神分析学と結びつけたフロイトやラカンの考え方を自らの体を使って具現化したのとほぼ一緒 です。おそらく彼女は、この令和の時代に妖しいドグラマグラの世界を実現させようとしているに違いありません。

　いやはや、なんて珍しいタイプの女優なんでしょう。この手のタイプの新人は、これまでみたことがありません。同時に、彼女がどんな「肉体的なスペック」を持っているのかも気になります。次は宍戸里帆さんの「性感」についてお伺いしながら、彼女のデビュー作をのぞいてみたいと思います。

【実験と検証と進化するカラダ】

　宍戸里帆さんに「オナニーを始めた年齢」について聞いたところ、案の定「ゴルゴ13の漫画に出会った頃から」と答えてくれました。

　ちなみにその当時は「自分でもエロいことをしているという認識はなかった」と、早熟な性の目覚めをした女性によくありがちな回答をしてくれた宍戸さんでしたが、実はその後のオナニー遍歴は常人とはまったく違った道を歩んでいたのです。

　ここから先も記者と宍戸さんのガチな対話の模様をお楽しみください。

ーー宍戸さんはいつもどんな時にオナニーをしていたんですか？（記者＝以下同）

「肉体的な欲求があったときはもちろんしてましたが、探究心が芽生えたときにもしていました」

ーーと、申しますと？

「私にとってのオナニーはイクための練習でもあったんです」

ーーつまり「来たる日」に備えての準備をしていたということですか？

「そうです。セックスの前に自分で自分の身体を理解しておこうと思ったんです」

ーー愕然です。まさかこの日本にセックスのための「影練」をしている娘がいらっしゃるなんて、夢にも思いませんでした。男性からすれば女神のような存在です。

　で、セックスのほうで、その練習は活かせましたか？

「いいえ。セックスでは全然、満足感を得ることができませんでした。もしかしたら、自分がこうしたいという思いと相手がしてくれていることが、かけ離れていたのかもしれません。これって相性の問題なんでしょうか」

ーーいまのお話を聞いて「楽器のくだり」を思い出しました。自分一人でやっている時には気持ちいい音が出るのに、オーケストラのように誰かと一緒に演奏すると、いまいち気持ちよくなれないアレです。

　それを解消するには宍戸さん自らがペニスという楽器をコントロールするか、プロのセックス奏者とコラボするしかないような気がします。

　うーむ。しかしこれは宍戸さんのAVを観賞する身としては非常に面白いことですよ。

「どうしてですか？」

ーーなぜなら、かたやオナニーで、さらなる高みを目指して練習をと実験を繰り返している宍戸さんがいて、その一方では宍戸さんという楽器の魅力を最大限に引き出してくれるプロ男優が相手です。これがどんな化学反応を引き起こすのか、とても興味があります。

　ちなみにデビュー作でのセックスはどうでしたか？

「いままで妄想の中でモヤモヤしていた性の悩みが一気に解消されました」

ーーなんと！　それはよかったですね。中でも一番、気持ちよかったのは、どのシーンですか？

「３Pです」

ーーまさにオーケストラ！　

　つまり、このデビュー作ではなかなか音が出ないラッパが次第にいい音色が出てくるのと同様に、宍戸さんの肉体が男優の手によってどんどん解放されていき、最後にはフルハーモニーの３Pで締めくくられているわけですね。いやはや圧巻です。

　こうなると宍戸里帆さんという女優がどこまで進化していくのかが、気になります。次回作ではどんなことをしてみたいですか？

「私の作品を見ている人がエロいなって思ってもらえるような工夫をしてみたいです」

ーー具体的にはどんなことですか？

「できるかどうかは分かりませんが、言葉だけではなく視線でイヤラしさを伝えたいですね。あとはたとえ画面には映っていなくても指先や曲線の動きに注意をしたいです」

ーーゴルゴ13に出ていた妖艶な女性と一緒ですね。どんな作品になるか、いまから楽しみです。

　最後に夕やけ大衆のオジサン読者のために宍戸さんが好きなオジサンのタイプと苦手なオジサンのタイプを教えてください。

「好きなオジサンは知識を常にアップデートしている方ですね。絶えず新しいことにチャレンジしている方は魅力的に見えます。

　反対にちょっと苦手なオジサンのタイプは、ずっと頑固に自分の価値観を持ち続けている方かな」

　皆さん、宍戸里帆さんのインタビュー記事はいかがでしたでしょうか？　記者としてはとても個性が豊かでありながら、生真面目な部分と猟奇的な部分の両面を持っている女性だと感じました。また、非常に理知的で興味深い女優さんだということがわかります。今後、どのように彼女が成長していくのか楽しみですね。応援しましょう。

取材＆記事：オヤジ記者Y

【宍戸里帆さんのデビュー作はこちら】

『新人　専属　20歳　インテリでゆるカワな現役女子大生　笑顔の天使AVデビュー　宍戸里帆』（ムーディーズ）

https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=midv00056/

【宍戸里帆さんのプロフィール】

宍戸里帆（ししどりほ）

• ▶︎T153-B87(G)W59H86
• ▶︎生年月日＝2001年10月14日
• ▶︎出身地＝東京
• ▶︎趣味＝読書、映画鑑賞
• ▶︎特技＝料理、フランス語（自己紹介程度）、ギター
• ▶︎Twitter＝ @shishido_riho