――　渋江さんが加美ちゃんを初めて見たのは？

渋江　昨年の1月にリリースされたデビュー作の『FIRST IMPRESSION 138 笑顔もSEXも最高過ぎて大型契約、決定！加美杏奈』ですね。作品を見た時に「絶対性格いいな」って思って（笑）。性格の良さがにじみ出ていましたよね！。最初のSEXがすごくいいなって。

加美　実はすごくテンパっていたんです。あの時は……。

渋江　　男優さんと話しながらのシーンですよね？それがとても素に近い感じで。でも切り替えるときはスパッと切り替えてて。

加美　ありがとうございます（笑）。あの作品で監督さんから「感じやすい！濡れやすい！イキやすい！」という3拍子をいただいて、パッケージのキャッチコピーになったんです。

渋江　作品を見て3拍子に納得しました。最初からＨの見せ方がプロっぽいというか、うまかったですよね。

加美　ホントですか？男優さんが上手いので勝手にそういう風に見えるようにしてくださんたんだと思います。ホントにもう何が正解かわからない状態だったので、されるがままだったんです。

渋江　インタビュー時の人の良さそうな感じの話し方とＨの時で切り替えられていて、「この子は来るぞ」と思って注目していたんです（笑）。

加美　嬉しい！ありがとうございます。

――　渋江さんの予想はバッチリ当たりましたね。

渋江　でも一番印象に残っているのは『突撃！単体女優加美杏奈が噂の風俗店に体当たりガチ潜入リポート！ ピンサロ！M性感！アロマ性感マッサージ！ハプニングバーとカラダとアソコを張りまくって体験取材！！』です。これは僕の中で加美さんのイメージが変わりました。

加美　嬉しいです！実はこの作品、ファンの方もスタッフの方も「いい！」って言ってくれているんです。

――　この作品はレビューも高評価ですね。渋江さん的にはどのシーンがお気に入りですか？

渋江　最初のピンサロの場面はドッキリ感があって良かったし、デリバリーM性感のシーンを見て「責めるのもアリなんだ」って思って。最初は戸惑っていたのに楽しんでSになっていて。こっちの線もあるんだって……なんなんでしょうね。あの魅力って。

加美　実は自分的には撮影後に「これで良かったのかな？大丈夫かな？」って不安になるほど納得がいかなかった作品だったんです。初めてのことばかりで上手く出来なかったと思っていて。

渋江　あの作品の場合、僕はそれで良かったと思います。ヘンに慣れた感じでプレイされるよりも、呆気に取られて気後れしてる感じがリアルだなって。ちょっとしたハプニング感があってよかったです。

※ここで動画が大画面に流れだす。

加美　ヤバい！　大き過ぎて恥ずかしい……。

渋江　このシーンで加美ちゃんの新たな一面が出てきましたよね。撮影は楽しかったんじゃないですか？

加美　最初は恥ずかしかったんですけど、慣れてきたら楽しくなってきましたね。でも……見るのはやっぱり恥ずかしいですね。（チャプターを）飛ばしたくなる……。