【藤井いよなさんてどんな娘？】

はてさて、女性を前にしたらまず「ご趣味」をお伺いするのが紳士の嗜みと言えましょう。

藤井さん。ご趣味はなんでしょう？

「趣味とは違うのかもしれませんが、小さい頃からクレヨンしんちゃんが好きです」

なんと！　クレヨンしんちゃんといえば、隙を見せればすぐに下半身を丸出しにしたり、美人を見つけたら即座に尾行を開始する変態少年じゃないですか。

「そんなことはないですよ（笑）。私にとってクレヨンしんちゃんは笑えて泣けて見ていると安心する存在です」

確かにあの少年は映画化されると急に人格が変わりますな……。

んん？　まさかとは思いますが藤井さんはひょっとして下ネタがお好きなんですか？

「しんちゃんレベルなら（笑）」

おやおや。それはなかなかのレベルですな。

ちなみに藤井さんはクレヨンしんちゃんぐらいの年頃の時にはどんな少女だったんですか？

「小中学校はピアノを習ってました」

ほほう。どれどれ、お手を拝見。

なんと！　めちゃくちゃ指がお美しいではありませんか。しかも、なんてたおやかなんでしょう。デビュー作は藤井さんの「指使い」も見どころになりそうですな。

ところで、当時はどんな曲をお弾きになったんですか？

「ベートーベンとかです」

ええっ！　かなり本格的じゃないですか！

じゃあ、コンクールや発表会なんかにも出場なさったんですか？

「いいえ。実は発表会は恥ずかしいから出たことがないんです」

えっ！　恥ずかしいから出なかったですって？　今どきのピアノ教室はそんな理由が通用するんですか？

「はい」

では、藤井さんはせっかくのピアノの腕前を全く披露してこなかったんですか？

「そんなことはありません。学校の合唱コンクールではピアノの伴奏をしてました」

なんと！　憧れの的じゃないですか！

「いえいえ、その時は歌うのが恥ずかしいからピアノの伴奏をしたんです」

ひゃあ、藤井さんたら、どれだけ恥ずかしがり屋さんなんですか。

ちなみに藤井さんは学生時代にスポーツとかはしてらっしゃらなかったんですか？

「バスケ部の幽霊部員でした」

えっ、幽霊部員？　そもそもピアノをしてる方は突き指をするようなスポーツはしちゃいけないんじゃないですか？

「そうなんです。でも私の通っていた学校は生徒数が異常に少なくて、女性が入れる部活がバスケ部とソフトテニス部しかなかったんですよ」

なぜ、ソフトテニス部にしなかったんですか？

「日に焼けるのが嫌だったんです」

嗚呼、なんてことでしょう。この娘は完全に「インドア派」です。

藤井さんはインドアでどんなことがお好きなことはなんでしょう？

「小説を読むのが好きですね」

ほう！　どんな小説を読むのが好きなんですか？

「ミステリーとサスペンスです。あと小学生の頃は漫画家になりたくて自己流で漫画も描いてました」

うーむ。ピアノにしろ漫画にしろ、どうやらこの藤井さんは究極の恥ずかしがり屋ではありますが、やれば色々とできるタイプの娘のようです。

推理好きというところをみると、想像力も豊かに違いありません。

こりゃ、ますます根掘り葉掘り聞いてみなければなりませんな。

なぜなら「聞かれなければ答えない娘」に違いないからです。

藤井さん。

「はい。なんでしょう」

ひょっとしたら藤井さんは料理なんかもできるんじゃないですか？

「はい、多少はできます」

どんなものを作りますか？

「よく作るのはビーフシチューですね」

なんと！　我慢と忍耐の「汁物煮物」じゃないですか！

ひょっとしてソースから作るタイプですか？

「はい。デミグラスソースから作ります」

嗚呼、なんてことでしょう。この娘はシチューを素材から作って何時間もコトコト煮ることができるタイプの娘でした。

そうです。こう見えて藤井さんはとても忍耐強い娘なのです。

おそらく彼女は「性」に関してもじっくりコトコトと熟成するタイプに違いありません。

いよいよ次は彼女の「性」についてお伺いしていきましょう。

続きをお楽しみください。